memories6 ページ11
警察学校卒業式を終えた萩原と松田。
2人は晴れて新人警察官へ。
Aはその日の夜、2人と会う約束をしていたのだった。
いつもの行きつけのお店へといくと2人はもう既に来ていた。
A「今日卒業式だったんだよね、おめでとう」
松田「おう」
A「そう言えばさ2人はどこの配属なの?部署ってやつ?」
松田「言っても分かんねえよ、お前は」
そう言って揶揄う松田を軽くどつき、睨んだ。
松田「ったく‥‥爆処だよ、爆処」
A「バクショ?」
萩原「爆発物処理班だよ」
A「はぁぁぁぁあ????」
思わず大きな声が出た。
そりゃあ2人のことだから現場の最前線で活躍するようなところに行くのだろうとは思っていたけど‥。
松田「うっせーな、だからコイツに言うの嫌だったんだよ」
萩原「まあまあ。心配してくれてんだろ?」
A「当たり前じゃん。だって‥大丈夫なの?」
萩原「A、オレら誰だと思ってんの?」
A「そりゃ、そう‥だけど」
昔から無茶なことばかりして。
いつも私を守ってくれて。
色んなところ怪我して。
A「ねえ今からでも部署変えれないの?」
家までの帰り道やっぱり納得がいかなくて2人に声をかける。
そう言うAに萩原は困ったように笑った。
松田「オレらが怪我作ってきてもお前が治してくれんだろ?」
A「それはそう‥だけど」
萩原「お、頼もしいねえ。それなら怪我しても平気ってわけだ」
A「怪我する前提で話さないで。」
そう笑って3人仲良く肩を並べて帰った。
なのに、
私が幸せだったのはこの日が最後だった。
142人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「降谷零」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チョコレートコスモス(プロフ) - あおさん» わー本当ですね( ; ; )失礼いたしました!教えてくださりありがとうございます (2022年6月1日 21時) (レス) id: 4ab3666003 (このIDを非表示/違反報告)
あお - 松田の名前、陣平ですよ。 (2022年6月1日 19時) (レス) @page1 id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:チョコレートコスモス | 作成日時:2022年5月28日 17時