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目を覚ましてから日に日に体の状態は良くなった。
完全に良くなった日からは前世の時の感覚を思い出しながら体力や力作りを時透と始めた。
これがなかなか地獄で師匠の監視の下、腕立て伏せを最低100回×3セット、宇髄家(めっちゃでかい)外周最低30周+αという地獄のメニューなのだ。
今どきこんなやべーメニューをこなしてる4歳児なんかいねぇよと思いつつサボらずに頑張っている。
サボろうとした時があったが師匠にキレられ師匠が居ないからと安心していたら次は時透に無言で殴られた。痛かったよ。
なのでサボらないのではなくサボることが出来ないのである。
地獄メニューをこなしては泣いて飯食って寝るということが日常になってはや1年半。
今日も時透とメニューをこなす前のストレッチをしていると雛鶴さんが私たちを呼んだ。
＿＿＿
『しょうがっこう、ですか？』
「そう、小学校。要は寺子屋みたいなところよ。
この世界では小学校に私達は絶対通わなきゃ行けないの。」
私達は今6歳。
次の4月から小学生として通わなきゃ行けないらしい。
小学校に通う=メニューこなさなくていい！！
『やった！！！』
「雛鶴さん、メニューって数が少なくなるだけであるんですよね。」
「ええ、時透が言った通りメニューと量が多少変わるだけで無くなるというわけではないよ。」
『…まじですか…』
私の喜びは時透の質問とその返事によって速攻塵へと変わって行った。
＿＿＿
「きゃー！！二人とも制服がとても似合ってます！！」
今日はついに小学校の入学式(とやら)があるらしい。
ちなみに私と時透の制服姿をみて須磨さんがキャーキャー言ってます。
須磨さんの後ろには鬼の形相をしたまきをさん。
まぁ、この後何が起こったかは言わないでおこう。
まきをさんが須磨さんを叱ってる間に雛鶴さんの美味しすぎるご飯を食べ、小学校に向かった。
「じゃあ、俺達は先に体育館の方に行ってるからお前達は教室に行けよ。
またな。」
『ばいばーい！』
「さよなら」
師匠(なんかめっちゃ子供やその親から見られてた)と別れたあと時透と自分たちの教室に向かう。
時透とは仲がいいという理由でクラスは別。
でも途中まで行く道は一緒なので二人で歩いていると
赤と白の特徴的な髪色をした男の子とすれ違った。
あの子…
『……』
「ねぇ、A。聞くけど、まさか友達になりたいとか言い出すんじゃ」
『なりたい』
「……。」
隣で時透がため息をついた気がした。
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赤みの黒(プロフ) - めっちゃ面白くて大好きです！無理せず頑張って下さい！ (2020年11月5日 9時) (
レス) id: b60d53a004 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - 更新待ってます！！ (2020年8月14日 0時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
Yes！！ - 面白いです!！更新を楽しみにしているので（無理の無い程度に）頑張ってください!応援してます!！ (2020年6月14日 22時) (レス) id: 21f7438531 (このIDを非表示/違反報告)
青春を返せ(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2020年5月16日 13時) (レス) id: f38cd6c1be (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 更新されるの楽しみ待ってます！！！ (2020年4月27日 19時) (レス) id: a9119a2c12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｽｩｯｯ x他1人 | 作成日時：2019年5月31日 18時
