文スト学パロ！3【双黒】

修学旅行篇 序章 ページ7

山「…え、と」


激しい(いつも通り)言い争いを見て、おずおずと声をかけて来る山中さん


「あぁ御免ね煩くて。でも悪い奴じゃ無いからさ、そんな緊張する事ないよ
でも何かされたら言ってね、殴っとくから」


立「何もしねーよ」


「だってさ」


寺「神田さん、よく平気だね」


山中さんは可愛い系、寺坂さんはクール系って感じだね


「まぁ私も此奴等と同類だからね」


梶「はいはーい、決まったよね？じゃあ班長決めて班員の名前この紙に書いてねー」


乱「Aで良いよね」


「嫌だよ面倒臭い、立原やって」


立「無理」


視線だけで2人を伺うと、ふるふると首を振って断られた…まぁコレを纏めろと言われても無理か

ていうかこの班の男子面子濃過ぎじゃない？問題児(不良)と問題児(自己中)と問題児(不良)だぞ…戦闘力と頭脳と顔面偏差値がカンストするわ


乱「この中で全員の言うこと聞かせられるのはAだけだよ」


嘘吐けよ


「…乱歩誰の言う事も聞かないじゃん」


乱「僕が良ければ全て良いからね！」


「…………判った、やれば良いんでしょやれば」


回って来た用紙に全員の名前を書いて梶井に渡した


梶「ふむ、神田に中原に立原……無理だろうけど、あんまり問題起こさないでね」


「善処はします」


梶「あと非戦闘員は巻き込まれない様にしてね」


非"戦闘員"って言っちゃってるじゃん。喧嘩する前提かよ


梶「いやぁ何かされても困るからさ、正当防衛は許容範囲だよ？過剰防衛は問題になるからやめてね」


「やだなぁ先生、病院送り手前で止めときますって」


梶「よろしく〜」


不良で問題児な私が言うのもなんだが…敢えて言おう
本当に…この人やべぇぞ


ーーー


太「あ"ー…中也死んで」


中「いい気味だなァ太宰」


太「蛞蝓のくせに」


中「何とでも言えよ青鯖」


いつも言ってるけどさ、私を挟んで言い争うなって言ってますよね


太「私だってAと修学旅行を満喫したい！」


5歳児かアンタは


中「テメェの日頃の行いを省みるんだな」


勝ち誇った中也の顔よ


「何度叫んだってしょうがないでしょ、クラスが違うんだから
良いじゃん国木田と仲良くしな」


太「国木田君とはもう仲良いよ？」


仲良い……うん、まぁ…仲は良い…のか

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