文スト学パロ！2【双黒】

生徒指導 ページ18

安「生徒指導の坂口安吾です……自分達が何故呼び出されたか、お分かりですね？」


「制服の着方が悪いから…太宰は違うけど」


にっこりと微笑みながら答えれば相手の目元に影が落ちる


安「そうです…入学式初日から風紀を乱す生徒を何度も見ています。理由を即答したのは貴女が初めてですが」


「まぁ不良なんていつの時代にもいるものですよ。私達、割と善良な不良ですよ？」


安「不良に善いも悪いもありません」


「御もっとも」


太(始まったよ…Aの生徒指導煽り)


中(自覚ねぇけどな)


安「貴女方を呼んだのは制服の着方への指導…そして今後の事について釘をさす為です」


中「今後だァ？」


安「えぇ…双黒と神は不良達の間では有名ですから、呉々も本校に面倒事を持ち込まない様にして欲しいものですね」


「へぇ、私達の事知ってるんですね」


安「仕事柄、この辺の不良の事情は把握済です。あとは立原道造…貴女方は常に監視されて居るのでその心算で
貴女方が何かすれば、直ぐに判ります」


「やだなぁ先生、私達は別に何もしてませんよ。いつも仕掛けてくるのはあっちですから
言わば正当防衛です」


其れに…と私は付け加える


「同じ穴のムジナじゃないですか…仲良くしましょうよ」


ねぇ？と背後の太宰達を振り返る


安「言っている意味が分かり兼ねますが、まぁ今日の処は良いでしょう……嗚呼中原君。帽子は校則違反なので没収させて頂きます
後で尾崎先生に返しておきますので」


中「な！おい返しやがれ！」


「中也が悪いよ、後で姐さんから返して貰え」


中也を宥め、押し出す


「それじゃあ先生、また明日」


軽くお辞儀して、失礼しましたと職員室を出る

坂口先生か…他の教師の面々も


「この学校は楽しそうだね」


太「おや、入学初日でお気に召したかい？」


「同級生も面白い子見つけたしね」


中「嗚呼、あの眼鏡か」


太「国木田君…だったね。私も彼は気になるなぁ。弄り甲斐がありそうだしね」






ーーー

安吾先生はそっち(不良社会)に通じてるというか、昔そっちだったらいいなぁとか思いました
はやく国木田君絡ませたいです

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