暗雲:2 ページ16
「＿と、いうわけで微小特異点の調査に向かう事になりました」
「「ちょっと待て」」
シャワーを浴び、艶やかに濡れた黒髪をタオルで拭きながら告げられた内容に集められたサーヴァント達は待ったをかける
ヘ「明日で良くない？」
エ「ヘクトールの言う通りだ。一度しっかりと休息を取るべきだろう」
ア「寝ろ」
小「ええ。一度休まれるべきかと」
「矢継ぎ早に言う…仕方ないでしょ、立香はまだ本調子じゃないんだから」
立香はその後目覚めたと言うが、どうにもボーッとしていることが多いらしい。メディカルチェックの結果は問題ないそうだ
ク「そういや、あっちのサーヴァントがなんか騒ついてたな」
「とにかく、立香の露払いが私の役目。とっととレイシフト向かうわよ」
ア「藤丸のやつが起きたら取られちまうからな！」
「…そうね」
織(なるほどな。要は立香の方を休ませる算段か…)
立香とマシュの負担を少しでも軽く…という神楽坂の意図をアキレウスの発言とそれに対する返しで察する
神楽坂は片手で頭を拭きながらタブレットを覗き込む。見かねたロビンが彼女の背後にまわり、神楽坂は両手でタブレットの操作を始めた
「五騎編成でいくわ。ロビン、モードレッド、エミヤ、クー・フーリン、ジャンヌ」
ア「俺は！？」
織「わしは！？」
モ「アーチャー三騎は要らねーだろ」
「いざという時の為に一騎分の余力を残してく。必要に応じて喚ぶわ」
ディ「手堅い編成ですね。よろしいかと」
「留守をお願いね。出撃する皆は三十分後に管制室に集合。じゃ、一旦解散」
ーーー
エミヤ製の武器を携え、魔術礼装のコートに身を包んだ神楽坂が一人廊下を進む
管制室に入ると、視線が彼女に集まった。カルデアスの前には既に、同行するサーヴァント達の姿がある
「お待たせ」
ダ「じゃあ始めようか」
「ロマニは？」
ダ「立香ちゃんのメディカルチェックさ。彼女達の負担を減らそうと敢行してくれたんだろう？助かるよ」
ダヴィンチの言葉に、神楽坂は目を伏せて肩をすくめる
「何のことか分からないけど…スタッフは最小限でいいからちゃんと休ませて」
ダ「お気遣いどうも。まあ、前向きに考えておくよ」
「調子は？」
エ「問題ない」
ク「おう！いつでも行けるぜ！」
「三人は休みなしだけど、大丈夫そう？」
モ「ったりめーだろ。誰に言ってんだ」
ジャ「さっさと済ませるわよ」
ロ「右に同じ」
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アクエリアス(プロフ) - あきさん» あきさんコメントありがとうございます^ ^更新久々になってしまって申し訳ないです…またぼちぼち頑張っていくので、楽しんでいただけたら幸いです！ (5月9日 8時) (
レス) id: 865042e502 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 続編おめでとうございます。楽しみにしていたのでお知らせが来た時めちゃくちゃ嬉しかったです。応援しています、更新頑張ってください。 (5月9日 0時) (レス) @page2 id: e5aed7d47b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アクエリアス | 作成日時：2023年5月8日 23時
