江口さんとお家時間【江口拓也】

3時間目 ページ3

いつも通り彼とボケーッとアニメ三昧

過去アニメを見返したり、彼の出てるアニメを見たり


『あ、拓也くんの声だ』

「え、、うそ、あ、ホントだ」

なんて会話が何回かある

モブの役だったりするから彼が売れる前のアニメ

エンドロールで放送時期を見る

懐かしい

ちょうど彼と出会った頃だ


この頃から彼は頑張ってたんだなぁ

すごいなぁ


的なことを考えてる



アニメを見てると

隣に座ってた彼が突然立ち上がった

トイレかな？

と思ったけどどうやら違うらしい

「コーヒー飲みたい」

『淹れようか？』

「いや、自分で入れる

Aは飲む？」

『うん』


キッチンに歩いていく彼

大丈夫かな


私の心配なんかいらなかったようで

「ちょっと！めっちゃいい匂いする！なにこれ！すごい！！」

テンション高めで帰ってきた

私の座ってふソファーの前にあるローテーブルにカップを置く彼


「ブラック大丈夫？」

『うん』

「おとな…」

ま！俺もブラックだけどね！

と言って私の隣に座る


「『いただきまーす』」


ふたりでカップをすする

『あ、美味しい』

「うまっ！」

『コーヒーに目覚めた？』

「目覚めたわ…これから毎日コーヒー飲む」

あっという間にコーヒーを飲み干しスマホを見ながらニヤニヤし始めた

楽しそうで何より

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