歌い手系カフェ店員と声優さん

27杯 ページ28

浅沼さんにファミレスで会った2日後


「これすっごい美味しい！！！え！！！
すごいね！？！？！？！めっちゃふわふわ！！！」

「信、落ち着いて食べようね？」

『てんちょー信彦さんすっごい褒めてるよ』

「そりゃ嬉しい」

『信彦さん本当に美味しそうに食べるから
こっちまで幸せになります〜』

ｶﾗﾝｶﾗﾝ

「あえ！？！？！
今日はお客さん多いね？」

『おはよ天ちゃん』

「お、おはよー」

「天月くんおはよ！」

「おはようございます！浅沼さん！

って、、、

そこに座ってるのはもしかして！！！
もしかしなくても！！！声優界の甘党王子」

「俺でーーーす」

「お久しぶりです〜！！！
小野友樹さんのスイーツ会以来ですね！！！」

「だねだね！！

てゆーかあのとき美味しいお店おしえてって言ったのになんでここのお店教えてくれなかったのー？」

「すっかり忘れてましたw」

『天ちゃんと信彦さんは知り合いなんだ？』

「小野友樹さんに紹介してもらって」

「たまにお店の何が美味しかったとか、何がおすすめかとかl○neで送り合ってるの！」

いや、女子か！！！と思わずツッコみたくなる

「女の子みたいだねw」

『奇遇ですね私もそれ思いました』

「チョコミルク美味し、、、、
めためたに甘いハニートーストに
甘さ控えめのチョコミルクがちょうどいいよね！」


私が作ったチョコミルク褒められた！！


『それは私が作ったんですよ〜！！！
お口にあったみたいでよかったです！』


ﾋﾟｺﾝｯ


おいおい誰だよ〜みたいな雰囲気が流れる店内

『あ、私でしたすみません』

【まふまふさん】

まふまふ助けて


！？！？！？！


『天ちゃん！！！』

私が突然大きな声を出したことにびっくりしたのか
3人とも肩をビクッとさせこちらを向いた

「な、なになにどーしたの」

『まふさんがたすけてって！！！l○neしてきたんだけど、え、ど、ど、どうしようか心配だから
ちょっと見てくる！！

てんちょー！！』

「おー行ってこい行ってこい」

『あざます！！！
すみません！行ってきます！！！』


スマホとお財布を持ってカフェエプロンをはずし

外に出る

私服に着替える暇はなかった

まふさんの家まで歩きで30分約3キロ

タクシーは捕まらなそうだし、、、

と思ってたら運良くタクシーが来た

ラッキー

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