クールな女子は選手です。part3 (ページ28)

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オルフェウスの惨敗ページ28

試合が終わり、イナズマジャパンは急いで病院へ行こうとしたが、目的の病院から電話が入った。

内容は響木監督の手術は成功という。

一同は安心し、後に見舞いに行くことにした。

そして、次の日…

『円堂ぉーっ！！！』

円堂「ご、ごめんって！」

オルフェウスVSリトルギガントの試合がコンドルスタジアムであるのだが、円堂が寝坊してしまい試合にギリギリ間に合うか間に合わないかの時間になっていた。

『大丈夫、かな…』

風丸「大丈夫だろう」

染岡「あぁ！」

『…………そうね』

Aは安心感は覚えず、ただ不安がつもる一方だった。
そして、嫌な予感…。

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『えっ……！！！』

唖然とし、目の前に写し出されたのは0対8というオルフェウス惨敗の結果が記された電子掲示板。

リトルギガントの力は知らないものの、一点さえ取れずに負けてしまうなんて誰もが予想外の出来事だった。

円堂「フィディオ…ッ」

円堂はオルフェウスの控え室へ行った。
Aも後についていく。

円堂「フィディオ！」

フィディオ「マモ、ル…？」

控え室にいたのはかなり落ち込んでいるオルフェウスの選手たち。
フィディオは虚ろな目で円堂を見た。

フィディオ「負けちゃった………手足も出なかったよ…」

円堂「………っ」

フィディオ「…………ごめん、出ていってくれないか？」

円堂は返事をせず、黙って出ていった。
フィディオの表情で分かってしまったから。

今は話しかけないほうがいいと。

『円堂、ちょっと先行ってて…』

円堂「あ、あぁ」

円堂はコンドルスタジアムの出口へ歩いていった。

フィディオ「………やっぱりいたんだね、A」

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