覚醒のとき─セレスタイト─ ページ48
クンツァイト「はぁああああ！！！」
『いやぁああああああ！！！！！！』
天馬へ迫り、雷撃を仕掛けようとした。
その瞬間だった。
ｶｯ!!!!!
クンツァイト「な、なんだ！？ひ、光が…！」
『み、見えない……っ！』
葵「天馬！」
円堂「め、目が開けられない…！！」
今まで以上の強い光が天馬を包み込み、クンツァイトからの攻撃を跳ね返したのだ。
一体彼に何が起こっているのか、誰もわからなかった。
だが…………
『！……………思い出した、わ…あなたのこと。どうして、思い出せなかったの……………』
ハッした表情で顔を覆っていた腕を退け、光輝く天馬を見つめた。
天馬「おれ……は………」
『セレス、タイト………ッッ！！』
少し伸びた茶色の天然パーマの髪。
耳に光る、まるで空のような色をした石のピアス。
そして、クンツァイトらとよく似た服装でマントをつけていた。
天馬「思い出したよ……エンディミオン…いや、マスターに仕える者だったことを…」
額の石がまだ光を残しつつ、セレスタイトへと目覚めてしまった天馬は頭を抱えて次々と記憶を取り戻していく。
地球国第一王子エンディミオンに仕える見習い騎士。
多くのことを教えてくれた四人の騎士。
そして………あまりにも、悲しく、悲惨な最期を。
クンツァイト「セレスタイト……それが、奴の名前なのか…だが、殺すのみだ！！！」
『コズミック・フォース！！』
クンツァイト「なに！？」
油断していたクンツァイトに思いっきり、Aは技を放った。
クンツァイト「くっ！」
『！逃げられた………』
逃げ足がどうやら速いもので、クンツァイトは逃げていった。
逃してしまい、助かったという安心と倒せなかった苛立ちがセーラーコメットの中で渦巻いた。
『…………松風…いや、セレスタイト。』
天馬「クンツァイトさんはまだ、記憶がないままなんだ………きっと、ジェダイトさんやゾイサイトん、ネフライトさんもだ……」
→
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龍 - セーラーネプチューンって杖持ってなかったと思うんだけど？ 杖みたいなの持ってたのセーラープルートかセーラーサタンだと思うんですが。 間違ってったらごめんなさい (2019年2月13日 20時) (
レス) id: a65dfca6e6 (このIDを非表示/違反報告)
まーる(プロフ) - しおりさん» ありがとうございます！！そう言っていただけるだけでもうほんと幸せです…。゜(´⊃ω⊂｀)゜。 (2014年12月15日 17時) (レス) id: 7286babe75 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 更新きました！ほんと大好きです！この作品！ (2014年12月14日 23時) (レス) id: 428adf5339 (このIDを非表示/違反報告)
まーる(プロフ) - 諸星夢月(元緋城夢月)さん» そう言っていただけると嬉しいですっ！！ありがとうございます(*´ω｀*) (2014年12月11日 16時) (レス) id: 7286babe75 (このIDを非表示/違反報告)
諸星夢月(元緋城夢月)(プロフ) - まーるさん» いえいえ。そんなの感じさせなかったですよ。作者様の書き方、いつも参考にしています。更新楽しみにしてます(o^−^o) (2014年12月10日 21時) (携帯から) (レス) id: 8479091d1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まーる | 作者ホームページ：http://marl102917
作成日時：2014年8月22日 22時
