＊説得 ページ9
＊
「皆、聞いてくれ！！」
チームの動きが噛み合わないまま、イナズマジャパンにリードされてしまった。このままでは勝てない。そう思った俺は、一旦皆を集め、呼びかけた。
「皆、今俺たちはプレーがバラバラだ。このままでは勝てない！でも、ミスターKの戦略で戦えば、必ず勝てる！だから、俺に時間をくれ。」
ブ「どうしてだ！どうしてそこまでアイツを信用するんだ！アイツの戦略がなくとも、俺たちは俺たちのサッカーで勝てる、！」
そう、反論するブラージの気持ちも分からなくはない。俺たちのサッカーをすれば、たしかに悔いは残らないだろう。でも、それだけじゃ勝てない。
俺は勝ちたい。勝って決勝で戦いたい、A達と。
そして、世界一を目指したい。
俺はブラージに、皆に頭を下げた。
「俺は、このチームで世界一を目指したい。そのためにはどうしてもあの人の戦略が必要なんだ。頼む、わがままだとわかっている。俺に、時間をくれないか。」
頭を下げているせいで、皆の表情は見えない。
やはり、ダメか。
すると、上からブラージの静かな声が降ってきた。
ブ「フィディオ、お前にそこまで言われちゃ仕方ねえよ。五分だ、五分だけ時間を作る。いいな、皆。」
フィ「ブラージ、皆......」
慌てて顔を上げると、皆は頷いていた。
「ありがとう。......よし、」
絶対に完成させるんだ、カテナチオカウンターを。
そして、なんとしても勝つ！！
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鈴神(プロフ) - 怪盗あーる07さん» ありがとうございます！わぁ嬉しい.....！おうち時間の暇つぶしになれば嬉しいです(*^^*) (2020年5月7日 10時) (
レス) id: d87fbf00ca (このIDを非表示/違反報告)
怪盗あーる07(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!オルフェウス戦どうなるのやら……いつも応援してます!!!! (2020年5月7日 7時) (レス) id: 6e9264e8f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴神 | 作成日時：2020年4月16日 11時
