＊伝えたい ページ30
＊
「これで、イナズマジャパンが決勝トーナメント進出か。」
オルフェウスの宿舎。俺たちはユニコーン対ジ・エンパイアの試合を見終わりテレビを消した。
ブ「次にあいつらと戦うのは決勝だな！！」
すでに決勝トーナメントへの進出が決まっていた俺たちは、決勝に進む相手がイナズマジャパンだと知り感嘆の声を漏らす。
優勝候補と言われた俺たちと引き分けるイナズマジャパンの実力は、皆も認めている。負けていられない。とさらに気合が入って、いい雰囲気だ。
「A、なにしてるかな。」
窓から空を見上げて呟いた。
対イナズマジャパンの試合を終え少し落ち着いた今、色んな事が頭を過ぎる。
マークとはどうなったんだろうか。
もしかしてもう付き合ってしまっているんじゃないか。だとしたら俺は身を引くべきなんだろうか。
今まで試合に集中するためと、 考えないようにしていた事が次から次へと浮かんでくる。
悩んだ挙句、俺は一つ深呼吸をした。
頭に過ぎるのは、Aの笑った顔。
「マークの言う通りだ。」
俺はもっと自分から動くべきだ。
どんな結果になってもいい。
ただ伝えたい。
伝えるなら、試合が落ち着いた今しかない。
「アンジェロ、ちょっと出かけてくる。」
「わかった！」
俺はユニフォームの上にジャージを羽織り、宿舎を出た。
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鈴神(プロフ) - 怪盗あーる07さん» ありがとうございます！わぁ嬉しい.....！おうち時間の暇つぶしになれば嬉しいです(*^^*) (2020年5月7日 10時) (
レス) id: d87fbf00ca (このIDを非表示/違反報告)
怪盗あーる07(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!オルフェウス戦どうなるのやら……いつも応援してます!!!! (2020年5月7日 7時) (レス) id: 6e9264e8f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴神 | 作成日時：2020年4月16日 11時
