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夜景を見て帰って来てから先に私がシャワーを浴びて、今はマークがシャワーに行っている。
その間、私はマークの部屋のベッドの上で壁に背を預けながら膝を抱えていた。
さっきまで眺めていた受験対策用の参考書は、いつの間にか手元を離れて転がっている。
二日目からずっと一緒に寝てきたけれど、結局何も進展はなかった。
明日にはもう日本へと帰らなければならない。
今夜は一緒に過ごせる…最後の夜。
本当に、このままで終わっていいのかな……
…違う……
答えはもう、一日目のあの時に…私の中で出ていて………
そこへガチャリと部屋の扉が開かれる。
髪をタオルで拭きながらマークが入ってきた。
「待たせたな。今上がったよ」
「あ…おかえりなさい」
ふぅ、と一息吐きながら私の隣に彼が腰を下ろす。
肩が触れ合うと、私の心臓が一際大きな音を立てた。
今の私にとっては…彼の存在そのものが心を熱くさせてしまう。
「今日も勉強してたのか。よく頑張ってるな」
「これでも受験生だからね…旅行中でも、勉強はしておかないと」
ベッドの上に伏せられた参考書を見ながらマークがそう言ってくれた。
正直…さっきまで見ていた内容は、もう何も覚えていない。
「さて…そろそろ寝るか」
他愛の無い会話を少しした後、マークは立ち上がって電気を消しに行こうとする。
「ま…待って…！」
その瞬間、ベッドから身を乗り出してマークの腕を引っ張った。
突然の事に彼はバランスを崩したけれど、咄嗟に向きを変えて私を押し潰さないよう壁に手をついた。
「A…？」
「まだ…眠りたく、ない……」
彼のシャツの裾を握り締めて、俯きながらも声を絞り出す。
「なら、もう少し話でもするか」
いつもの優しいトーンでそう言ってくれる彼に、私はただ首を横に振った。
そして…ずっと胸の中にあった熱い気持ちを、声に出したんだ。
「マーク…私……もう、大丈夫だよ…だから……っ」
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結川(プロフ) - 星猫さん» 本当に申し訳ありません。ありがとうございます、頑張りますね！ (2021年9月7日 13時) (
レス) id: d45f7778dc (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 星猫さん» もう一つのｐｃがしました。こちらこそすみません。がんばって下さいね！応援しますね！ (2021年9月7日 11時) (レス) id: 7d3fe1e696 (このIDを非表示/違反報告)
結川(プロフ) - 星猫さん» 夏目は全期見ましたよ！剣盾はやった事ないです…折角のお誘いですが、あまり時間が取れないという事もあるため、合作はご遠慮させていただきます…大変申し訳ございません(>_<) (2021年9月7日 9時) (レス) id: d45f7778dc (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 6期とゲゲゲの鬼太郎とポケモンの剣盾は知ってます？それと、一緒に合作しませんか？ (2021年9月7日 8時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
結川(プロフ) - 星猫さん» イナイレの他ですと、夏目友人帳やヴァイオレット、ハイキュー、ワンピース、ペルソナが特に好きですね！ 他にもたくさんありますが、書き切れないので取り敢えず上記のものにしました(^^; (2021年9月7日 7時) (レス) id: d45f7778dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結川 | 作者ホームページ：https://www.pixiv.net/users/17663132
作成日時：2021年9月6日 17時
