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「寂しい?」



有岡「うん。すげぇ寂しい」



「私も」




全然実感なかったけど
こうしてダンボールに詰めたりすると
やっぱり引っ越すんだなって実感した。
今更
やっぱり転勤なくなった。
なんてならないのはわかってたけど
どこかで期待してた自分がいた。



有岡「卒業したら毎日一緒にいたい。」



「できないでしょ!笑」



有岡「俺が毎日泊まりにくる。」



「ほんとに?笑」



有岡「ほんと。仕事があっても

終わって飯食って風呂入ったらすぐくる。

限られた時間ずっと一緒にいたいんだ。」



嬉しかった。
私はこんなにも大貴に大事にされていた。


「私も一緒にいたいよ。」


とうとう卒業式が来た。


母「ほら並んでっ!笑」


玄関の前で写真を撮る。
最後にランドセルを背負う私たち。

ハイチーズ

こうやってたくさん写真が増えてきた。


有岡母「Aちゃんは制服こっちにないの?」


「あれ、あるよね?」


母「うんあるよっ!」


有岡母「そしたら引っ越す前に

大貴と学ランで写真撮りましょっ」


それが最後の1枚。


有岡「行くぞー」


「うんっ!」


最後の通学路を歩く。
今まで色んな話をしたし
時には1人で登下校したり
喧嘩をしたりどんなときも隣にいた。



有岡「もう明日から

この道歩かないなんて想像できねーな」


「そうだね〜。

私たちもうすぐ中学生なんだね」



有岡「な。全然想像できねー!笑」


正門のところに
蓮と春樹がいて


有岡「おはーっ!」

って駆け寄った。


「ちょっとまってよ大貴っ!笑」


蓮「おはよーっ!」



「おはよっ!」


私たち4人は携帯持参していた。
帰りに写真を撮るって話をして
教室に行った。

卒アルがもう机の上に置いてあって
4人で開いてみる。
ついこないだとった個人写真に
クラスの写真。
修学旅行の写真。
全部ついこないだあったことなのに
もう遠い昔のことのように感じた。

寄せ書きの欄にそれぞれ書いて
クラスの子にも書いてもらって
大貴のページはもう溢れてた。


私は大貴のページに

「ずっと幸せでいようね」


と書いた。

大貴は私のページに


「俺の女。」

って書いた。
たった12歳で何言ってんだ
って感じだけどね。

卒業式が終わって帰る。
6年間過ごした学校に別れを告げる。

正門のところで
卒業証書と卒アルをもって
4人で写真を撮った


蓮「また連絡するねっ!」


「うん!また」


蓮と春樹と別れて2人になった。

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cherry - すっごく面白いです!めっちゃ素直な大ちゃんがこれまたいい(笑)!!更新頑張ってください!! (2018年11月19日 18時) (レス) id: 6fc890744b (このIDを非表示/違反報告)
まりちゃむ(プロフ) - 姫乃さん» ありがとございますっ!これからもお願いしますっ! (2018年11月19日 17時) (レス) id: 58877a8f78 (このIDを非表示/違反報告)
姫乃 - すごく面白いです!更新頻度も高くて凄く嬉しいです!これからも頑張ってください! (2018年11月19日 13時) (レス) id: 7fe36c8cdf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まりちゃむ | 作成日時:2018年11月13日 23時

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