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なぜ飲みに誘われたかもわからないまま居酒屋に連れていかれ、店内にはいるとまーちゃんはズンズンと進んでいく。





「え?なに?誰かと約束してるの?」





わたしの問いかけをガン無視して、個室の扉を開けると、





男性5人、女性3人が向かい合って座っている。





男性側のうちの1人、同期のミヤがいた。





「え、ナニコレ、合コン?」




小声でまーちゃんに聞いてみたもの、
この状況を見て合コンだと思わない人間がいるだろうか





「Aもそろそろいい人見つけなきゃね♡」





と、ウインクをして





「お待たせしちゃってすいません〜笑」





と、女性側の中に入って行った。





いや、たしかに彼氏いないけど、それは好きな人がいないだけで、しかもコレ空港の人間でしょ?





同じ職業の人とはちょっと……と考えていると





「ホラホラ、座ってください笑」





いかにも初対面です風にミヤが声をかけてきた。





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チッ、こいつもグルか。





仕方なく座って自己紹介が始まり、それぞれお目当ての人につく。





え、





まーちゃんとミヤかぁ。





なに?そのための合コンかよ〜





ハメラレタ





脳内でぐるぐる考えていると





「隣りいい?」





「あ、どうぞ〜」





イケメン風な人が話しかけてきた。






一応同じ空港で働いてるわけで、ここで愛想悪くして仕事に影響がでたらたまったもんじゃない。


ということでキラースマイルを添えておく。





「あ、その笑顔、Aさんキラースマイルって社内で有名だよね?笑」





「そうなんですね…あはは〜……。」





イケメン風な奴の名前は遠藤さんと言うらしい。





それからというもの、私は遠藤さんのターゲットになってしまったらしく、帰りたいのにまーちゃんはミヤといい感じだし、





他の女の子もお目当ての人がいるみたい。





帰りますなんて言ったら遠藤さん付いてきそうだし、





それなら………….!!!!





「すみません、お手洗い行ってきます。」





遠藤さんに声をかけてカバンを持って隣から脱出成功☆





本当にトイレによってからそのまま帰ろうとして、トイレから出ると





「このまま帰るんでしょ〜?」





女子トイレの前に遠藤さんが帰る準備万端で待っていたのだ!!!!





これは、、予想外の展開だ、、

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作者名:コロイド | 作成日時:2018年3月28日 5時

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