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「いやいや、ミヤとは仲のいい友達です！！
彼氏なんかじゃありません！！」
「え？彼氏じゃないの？だって、俺前に2人が手繋いで歩いてるとかみたし、それに、頭ポンポンとか……。」
「いや、まあ、事実ですけど、そういうノリっていうか、そんな特別な関係じゃないです！」
「なんだぁ〜、よかった…。」
なぜ今市さんがそんなことを知っているのか不思議だったけど誤解が解けてよかった。
ん？誤解されてても別にいいよね？
好きなわけじゃないし……。
「Aちゃん、昨日は急にごめんね？おみからすごい迷惑かけたぞってLINEきてた。」
「いっ……いえ！！なにもなかったですよ？」
そうだ、昨日抱きしめられたんだ…。
この様子からすると今市さん覚えてないっぽいし、
「俺7時半に迎え来るんだよねってあと10分しかないじゃん！！！やべ！」
慌ただしく準備する今市さんをみてクスッと笑えた
「じゃあ、行ってきます！！Aちゃん本当にありがとう！今度は俺んち来てね！！」
ドクンッ
なんか新婚さんみたい。
いま、俺んち来てねって言ったよね…？
なぜこんなにも心臓がドクドクするのかわからない。
言葉が出なくて、彼に対して笑顔を向けるだけで精一杯だった。
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この気持ちはなんなのおおおぉぉぉ！！！！
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「恋に決まってんじゃん。」
ま、まーちゃん、、私が考えないようにしてきたことをズバッと……。
「や、やっぱり……？笑」
「やっぱりも何も、私はデッキで今市さんと電話してるAみて、好きなんだろうな〜って思ってたよ？」
なぬ！？本人よりも先に気づくとはさすが私のことわかってるわ…。
「ねぇ、どうしたらいいかな〜」
「どうしたらって…今市さんにはもう告られてるんでしょ！？返事するだけじゃん！」
「そ、、そんな簡単に言わないでよぉ……。」
「ま、とりあえず話がありますってLINEしたら？そこからでしょ。」
「うん、わかった。」
A今市さん、お話があります。今日は夜勤なので、明日お時間ありますか?
りうん!わかった!明日仕事終わったら連絡するね!
A待ってます。
「よし、まーちゃんわたし頑張るね！」
「ファイト！」
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作者名：コロイド | 作成日時：2018年3月28日 5時
