嘘24 ページ27
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俺は走る足を止めて保健室の扉に貼られた紙を見た。
「なんでこんな時に…………出張とか」
生憎保険医は出張で居ないらしい。
鍵は空いていたので、とりあえず中に入ってAをベットに寝せる。
んー、とりあえず熱計って……。
Aの脇の下に体温計をはさめ、しばらくするとピピッと音が鳴った。
38,9度！？
何コイツ、こんな熱あったのに無理して学校来てたの？
ほんと、バカ…………。
俺はAのおでこに冷えピタを貼って、その上から布団をかけた。
「…………無理しないでよね」
そっと声をかけてそばの椅子に腰を下ろした。
ふと時計を見れば部活開始時間より20分経過していた。
まぁ岩ちゃんはこのこと知ってるから怒られはしないだらう。
でも部活は行かなくちゃいけない。
スッと椅子を立つとAが軽く震えていた。
そんなに寒いか……。しょうがないなぁ…………。
俺はブレザーを脱いで布団の上からかけた。
「お大事に……」
保健室の静寂にその言葉を残して俺は体育館に向かった。
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赤国孤月(プロフ) - おお！こんな感じの流れめっちゃ好きです！頑張ってください！ (2015年9月8日 22時) (
レス) id: 3a3d2ef516 (このIDを非表示/違反報告)
国見カルマ - このドロドロした感じが大好きです！更新がんばってください♪ (2015年9月8日 22時) (レス) id: 37a8508c1b (このIDを非表示/違反報告)
のりりん - 早く続きが見たいです（≧∇≦） (2015年9月8日 16時) (レス) id: 3bd49de6f5 (このIDを非表示/違反報告)
花松愛し隊(プロフ) - マッキーーーーーー！！。・゜・(ノД`)・゜・。この小説面白くて大好きです！更新頑張ってください！ (2015年9月8日 7時) (レス) id: 6badd87d48 (このIDを非表示/違反報告)
哲さんLOVE - やった！及川が気づいた！この小説面白いです！更新頑張って下さい！ (2015年8月18日 15時) (レス) id: 358a372837 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涙花* | 作成日時：2015年7月22日 8時
