F × K

好き ページ9

K side







北山宏光 ただいま横尾さんに相談中です。





「あのね、横尾さん。メンバー皆んなには言えないから横尾さんにだけは伝えとこうと思ってる事があってさ、、実は俺さ 藤ヶ谷の事が好きなのかもしれないんだ。」



「でも俺がこんな風に思ってるの知ったら、
絶対あいつに迷惑かけちゃうし。だからこの事は
誰にも言わないで欲しい、、てか引くよな笑
男なのに男を好きになるなんて、、笑。」









こんな真剣に伝えたのに









横「 ふっ笑 みっちゃんさ、今ごろ？笑
みっちゃんが太輔のこと好きなの多分みんな知ってると思うよ？
まぁ太輔は気づいてないかもしれないけど鈍感だから、、笑。」









え、、どゆこと？？ いまいち理解出来てない俺。








「なん、、で、？？」








横「いや〜だって見てれば誰だって分かるでしょ。
みっちゃん太輔のことばっか目で追ってるもん。
その姿みて他のメンバーとかニヤニヤしてたりしたし、、バレてるよきっと。」





「そっ、、そうだったんだ。」








横「うん。あと太輔にも隠さずに正直に伝えてみなよ。長年いるんだし、これから先だってずっと
活動していく以上 隠し通すのは無理だと思うよ。
あと、みっちゃんの恋 俺 応援するからさ！ニコッ」







八重歯がくっきり見えた笑顔を見せられた俺。





おいおい俺ってそんなにバレやすかったのかよ、泣




でも、何だろう 皆んなにこの気持ち知られてるのに




何も言われないって事は皆んなが俺のことを




受け入れてくれてるんじゃないかって気がして





すごく安心したし自信も持てた。







ありがとう 横尾さん、、泣

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