F × K

好き ページ29

F side








北山をソファーに座らせて





落ち着かせたあとキッチンへ向かおうと




立ち上がったとき急に腕をつかまれて






「どこにも行かないでよ、、うっ涙 」





さっきまでニヤニヤしていたはずなのに





気付いたら泣いている北山がここにいて







俺はとっさに抱きしめていた。






藤「大丈夫だよ。どこにもいかないから。


俺はずっと北山の隣にいるから安心して？」







抱きしめるとちょうどすっぽり俺の胸に



おさまる 愛しい人は 泣きじゃくって





すりすりしてる。







こんな時にアレだけど






本当に可愛い、、、何でこんなにやる事なす事





全てが可愛いんだろう、、 反則かよ。








北山も締める力を強めてきて







「本当はもっと早くこうしてたかった、、」






いくら酔ってるからって



こんな事言うのはずるいよ。







ちょっと悔しくなった






俺の方が先に言いたかった、、、。





藤「俺の方がしたかった。お互い両思いだって



知らなかったから我慢してた。でもこれからは



我慢しないで全開で行くから覚悟しとけよ？」









ずっと酔ってる北山に向かって言うのがなんか





いやで 酔いを覚ますために水を飲ませた。






明日はお互いオフだし2人でゆっくり





しようかな、、、笑









とりあえず2人でシングルベットで




俺が抱きしめる形で眠る事にしました。笑






北山、、おやすみ、、、 チュッ







おでこにそっとキスして俺も眠りについた。

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