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「いいじゃん」
「あんま見ないで!!!」
結局、私はわたるに脱がされ、お風呂に肩まで浸かっていた。
「超恥ずかしいんだからね...」
私はわたるがおなじ浴槽に入ってきたのでそう言った。
でも、わたるは当たり前のように接近してくる。
「期待してる?」
「してないからっ!!そんな、わたるのことなんか好きじゃないしぃ...」
「へー」
「っあ」
後悔してももう遅い。
わたるのドSスイッチが入ってしまった。
そんなわたるを待っているのも、実はほんとのことなのかもしれない。
「せーんぱいっ!」
わたるは私に抱きついてきた。
「あれ、え?」
ドSスイッチが入ったように思えたが、意外にもまえまでのわたるのように甘えるような口調だった。
いや、今もそうなのだが、そうでない一面もわたるは私に見せてくれる。
「がぶ」
「!!」
気が付くと、わたるは私の首元に顔をうずめ、甘噛みをしてきた。
「ちょ、わたる!!」
「んはぁ...」
耳元で聞こえる吐息に思わずゾクゾクしてしまう。
絶対わざとなのだろうけど、なんとも言えない感覚に襲われる。
「あは。せんぱい、こわがってさせてくれないから、ちょっとあそんでもいいよね?」
「わたる...」
私はわたるに抱きついた。
「だいすき、わたる...っ♡」
私は無意識に言った。
するとわたるは私に笑顔を見せてから、
「ちょっと待ってて、すぐ戻るから。せんぱい、良い子にしててね♡」
と言い、張り切った様子で浴室を出た。
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まりも(プロフ) - ありがとうございます(´;ω;`)ハロウィンですね!!テスト前で忙しいので、時間が出来次第書かせて頂きます!これからもよろしくお願いします! (2019年8月27日 8時) (レス) id: 3b6f3a97c0 (このIDを非表示/違反報告)
ホタテ - 読んでいてキュンとしました!リクエストいいですか?ハロウィンはどうでしょうか? (2019年8月10日 17時) (レス) id: a6f30681bd (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - ほんとにリクエストください(´;ω;`) (2019年4月5日 15時) (レス) id: 00fd9a53a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりも | 作成日時:2019年3月15日 15時