113話 ページ16
雷の止まぬ雨の中、4人は車の中。
その中に女性が2人……いや…私より何倍も可愛い女装クラピカ……。
『似合いすぎてるんよ……クラピカ…』
ﾌﾟﾙﾙﾌﾟﾙﾙ
ゴ｢キルア？｣
ゴンの携帯にキルアからの電話が届く。
キ｢あの女がいたぜ！仲間と一緒だ！6人で行動してる！｣
結構複数……。あの強さが6人……。
ﾋｴｴｴ恐ろしい……←
キ｢あと1人、俺達が昨日見てないやつがいる。
こいつ…恐らく"リーダー"だ｣
容姿は黒いコートの背中に逆十字が付いていて黒髪のオールバック。
そしてキルアはセンリツという人と電車に乗って旅団を見張り中。
キ｢リバ駅ってところで降りた。サロマデパート方面口に向かってる｣
この言葉にクラピカは冷や汗を流し始めた。
レオリオは車の速度を上げて駅まで走った。
｢いたぞ…！｣
『ほんとだ…！』
すると見つけたかと思えば突然走り出す旅団。
追いかけたいがラッシュの時間で込み合っていて旅団の方が圧倒的に速い…。
ガチャっとドアを開ける音に皆が振り向くとクラピカは車を飛び出していた。
ゴ｢待ってクラピカッ!!!いい手が浮かんだんだ！
クラピカってばーーー！！｣
『ちょ！！ゴンまで！あれじゃあ皆……！レオリオ！私も行ってくる！！』
レ｢っておい！！！｣
そんな声も聞こえた気がしたが、私は2人を見失わないように走り続ける。
『2人とも!!!止まって！！』
ｼｭｰﾀﾞｯ!!!
いきなり旅団3人が足を止めて此方を向く。
私はそれに合わせて路地裏へ身を潜める。
クロ｢見えたか？｣
シ｢影だけ…姿までは…でも路地に2人｣
マ｢ゴミ箱の後ろに1人｣
どんだけ動体視力いいのっっ！！！
クロ｢OK。凝を怠るな｣
そう言って近付いてくる足音。
隣にいるクラピカを見てみると念の力で鎖を出していた。
私は無言でクラピカに顔を向けて首を横に振る。
その後ろに現れる黒い影。
まさか……旅団？！
の訳もなく……←
ハッキリと見えたのはキルアの姿。
ゴ｢ごめんなさい!!もう追っかけないから許して下さい!!｣
その声に私は振り返る。
なるほど…私達が囮になる訳ね！
マ｢またこの子…？｣
クロ｢こいつか…例の子供は｣
マ｢もう2人いるだろ。出てきな｣
その言葉に私とキルアは足を踏み出す。
マ｢何の用だ？もうあたしらに賞金掛けてるマフィアは居ないよ｣
キ｢えっえぇ?!ほんと?!どうして？｣
こやつめ…演技が上手い…←
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まりも(プロフ) - 名無し76544号さん» 更新が亀よりも遅いこの作品を待って頂きありがとうございす(><)これからも頑張ります！！ (2021年8月19日 23時) (
レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
名無し76544号(プロフ) - 待ってました！これからも頑張ってください！ (2021年8月19日 4時) (レス) id: 7848090b26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりも | 作成日時：2021年3月13日 16時
