111話 ページ14
ク「賞金は撤回されたんだぞ?」
ゴ「分かってる。旅団を止めたい!その気持ちは変わってないよ!」
ク「命懸けだぞ」
その言葉にゴンは首を動かさず真っ直ぐにクラピカの目を見つめる。
ク「よし、打ち合わせをしよう」
ゴ「うん!!」
私達はソファに腰を掛けて打ち合わせをする。
ク「まず、奴らのアジトを張る役、中継係が1人。」
その役にキルアは手を挙げた。
ク「ターゲットはパクノダという女のみ。それ以外は無視していい。くれぐれも慎重に」
キ「大丈夫。無理はしない」
ク「私と共に行動する運転手が1人━━
レオリオ、たのめるか?」
ひっと言う声を上げながらレオリオは自分に指を指す
キ「平気だよ!クラピカの傍なら安全だから」
レ「おい!キルア!俺がビビって一瞬間が空いたみたいなとり方すんな!!」
『図星かな』
レ「こっの!Aまd『クラピカ!私とゴンは?』」←
ク「敵の目をくらます役、攪乱係だ。」
「『分かった』」
キ「ちょっと待った!それはかなりヤバい役だろ?また奴らが直接対峙しなくちゃなんないじゃん!」
ク「それはやり方次第だ。敵がゴンとAに気を取られてる隙に私がパクノダを捉え、車で連れ去ればいい
方法はゴンとAに任せるが、最低0.5秒、出来れば1秒。相手の注意を引き付けて欲しい」
早い秒数に驚きを隠しつつ、私達は同時に頷く。
旅団から1秒…出来る…かな。
ク「ゴン、A。お前達がカギだ。出来そうか?」
真剣な面持ちで問うクラピカ。
ゴ「まだ分からない。考えてみるよ」
『ごめん、私も』
ク「あと6時間…もしも競売が予定通りならそれまでに旅団は動く」
キ「ねぇ、何で急に俺達の協力受ける気になったの?」
ク「勿論、私のリスクが増したからだ。早急にパクノダを始末せねばならない。
何を犠牲にしてもだ」
ゴ「クラピカ、俺にも念の刃を刺してよ」
急に口を開いたかと思えばそんな事を言い出すゴン。
レ「ゴン!話聞いてたか?クラピカは旅団以外の奴に刃を刺したら死ぬんだぞ!」
ゴ「だったら何でクラピカには念の刃が刺さってんの?」
確かに…言われてみればそうだ。
ク「…ここからの話は更に私のリスクを上げることになる」
レ「OK。おいキルア、A」
私とキルアはレオリオに連れられロビーへと来ていた。
「「『やっぱり参加しよう!!』」」
参加することになった私達はクラピカのソファの後ろに身を潜めていた。
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まりも(プロフ) - 名無し76544号さん» 更新が亀よりも遅いこの作品を待って頂きありがとうございす(><)これからも頑張ります!! (2021年8月19日 23時) (レス) id: f11f60c757 (このIDを非表示/違反報告)
名無し76544号(プロフ) - 待ってました!これからも頑張ってください! (2021年8月19日 4時) (レス) id: 7848090b26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりも | 作成日時:2021年3月13日 16時