【HxH】奴*隷少女 3 【キルア】

123話 原作シーン＋オリジナルシーン ページ26

とりあえず黙ってゴンの話を聞く。


キ「なるほど…そりゃあ面白い…てゆうかそれしかないって感じだな…現実的でかつ堅実。五分五分どころか、8割型成功する!!」

『じゃあ作戦はこれで決定だね！………あ!!!!!』

キ「なんだよいきなり…！」

『あ、いや…携帯を持ったのはいいものの、せっかく電話番号貰ったのにかけるの忘れてた…ちょっと電話でもしてくるよ…！』

ゴ「うん！行ってらっしゃい!!」


私は鞄に入っていた1つの紙と携帯を持ち、部屋を出る。

久しぶりの会話……なんだろう…嬉しい気持ちもあるけど…すごい緊張する……


おぼつかない手でポチポチと番号を打っていく。
一旦深呼吸をして、かけるボタンを押す…。


ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙッ…


「はい？もしもし？」


携帯の向こうからは、懐かしいマリー姉さんの声が聞こえてきた。


『マリー姉さん…！私だよ!!Aだよ…！久しぶり!!』


マ「え?!A?!アンタ…！今どこで何してるの?!無事なんだよね?!え?!」

『ぉぉぉぉ…！落ち着いてよ！無事だよ無事!!ハンター試験も無事に合格したよ…！』

マ「……!!ライリー!!!!!!みんなァァ!!Aから電話だよ!!」


『ちょ…！マリー姉さん!!大袈裟!!』


他のみんなを呼ぶと、また携帯の向こうからはガヤガヤと頼もしい声が聞こえてくる。


ラ「とりあえずスピーカースピーカー！」

マ「A…！今の状況色々と教えてあげて…!?」


『うん…！あのね…！私…無事にハンター試験も合格してね…！何より、大切な仲間も見つけられたよ…！』


マ「そっか…！A上手くいってるんだね…マリー姉さん感動…」

ラ「本当によくやったな…おめでとう…！」


《Aー!!あたしだよ！》
《うっわ!!抜け駆けずるい！私がAに1番に話しかけようと思ったのに!!》
《ぅぅぅぅぅぅぅぅ…(泣)》
《おめでとぉぉぉぉぉぉお！会いたいよぉぉぉ！!!》


幸せ者だなぁ…みんなに愛されてる…。


『ありがとう…みんな…！』

ラ「そうだ…お前、顔はちゃんと隠してるよな…？」


や、やばい…そういえば私…本当は外では顔を隠すっていうルールがあるんだった…。隠す歴の方が長かったのに…結構この状況に慣れてきて…普通に忘れてた…。

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