【WT】女装男子２【ｄ！】 (ページ1)

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50話「神様」ページ1

〈？？side〉

―コンコン。

『失礼します…』

ノックをしてから入るとそこには先客がいた。

gr「＿＿さん？お久しぶりです」

『いや、別にそんなに固くならなくてもいいよ。いつもの感じでいい』

堅苦しいのは嫌いなんでね。

確かにグルッペンくんよりかは年上だけどそんなに年齢きにしてないし。

gr「わかった。でも、なぜここに？」

『ん～、久しぶりにA様の顔が見たくなってね』

俺の過去を知っているグルッペンくんは俺に追及してこない。

gr「いつになったら起きるんだ…。もう一週間だゾ」

『そうだねぇ…。本当にお寝坊さんだな』

眠っているA様に近づき白く青白い頬を撫でる。

―ピピっ。

ん？

死神＜＿＿さん！早く帰ってきてくれないと困るんですけど

ほんとにもうせっかちなやつらだなぁ。

『仲間が呼んでるからもう行くよ。君も早く帰りなよ』

そう言い残して俺は静かに病室を出た。

〈Aside〉

「＿＿さん。＿さん！A！！」

『はぃぃぃぃ！今起きました！』

名前を呼ばれ、急いで飛び起きる。

…ってあれ？ここどこ？

病室か自分の部屋にいるパターンかと思ったらどうやら違うらしい。

どこをみても白い景色が広がってるだけ。

一つ異変があるとしたらこの目の前の「神」って書いてる紙つけた人がいるくらいだけど。

sn「俺はしんぺい神。ここの神様。よろしくね」

いやまぁ見たらわかるよね。こんなに強調してる人なかなかいないと思うよ。

『よろしく…はしたくないですけど、ここはどこなんですか？』

「え～、釣れないなぁ」なんて言いながらも説明してくれる。

sn「ここは下界と天界の狭間。つまり言い換えればどこでもない場所」

『へ～、よくわかんないけど日本ではないんですね』

sn「君が住んでる国の名前かな？うん。全然違うよ～」

なんかこの人ふわふわしてんな。

『でも俺がなんでそんな場所にくるんですか？』

sn「それは君が…」

しんぺい神さんは言いにくそうに口を閉ざす。

なんだ？そんなに言いにくい話なのか？

え～、怖いんだけどぉ。(オネェ風)

ま、茶番は置いといて。

『いいですよ、言っても。ここにいる時点で大体察してるんで』

sn「わかった。君は今、現世で

、

、

植物状態になっている」