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ジョージの言葉に私は目を逸らしながら
『ううん。私も聞き覚えがあったんだけど思い出せなくて…
誰だったかなって』
「ふーん？」
2人は腑に落ちていない顔をしていたが、問い詰めてくることは無かった
ジャスティンと首なしニック以来、事件はなく
マンドレイクが情緒不安定で隠し事をするようになったいうニュースが飛び込んできた
急速に思春期に入るところらしい
「薬が完成すれば皆元に戻るわ」
ハーマイオニーも少し安心した顔をしている
「もう厄介なことはないと思いますよ
秘密の部屋は閉じられました」
ロックハートがわけ知り顔にウインクしたので、彼のファンはうっとりと彼を見つめた
「そう、今学校に必要なことは、気分を盛り上げることですよ
今はこれ以上申し上げませんけどね、まさにこれだ、という考えがあるんですよ」
授業中になにか企むように微笑んだロックハート
それは2/14の朝食の時間に明らかになった
「バレンタイズ・デイおめでとう！」
大広間の壁はピンクというピンクの花たちで覆われ、天井からはハートの紙吹雪が舞っている
クィディッチの練習を終えてやってきたハリー達も困惑していた
「今までのところ46人の方が私にカードをくださいました！ありがとう！」
ロックハートの言葉に、ハーマイオニーは耳まで赤くし
その様子を見たロンはゲンナリ顔でハーマイオニーを見ていた
「さあ、スネイプ先生に“愛の妙薬”の作り方を教えてもらってはどうでしょう！」
調子にとって豪語するロックハートだが、
スネイプは、“愛の妙薬”を教えてもらいに来た最初のやつには毒薬を無理やり飲ませてやる、というような顔をしていた
『バレンタイン、か』
ロックハートは小人を従わせ、今日一日中彼らがバレンタインカードの配達を行うといった
「フレッドやジョージは沢山貰うだろうな…それで僕はまた2人にバカにされるんだ」
ロンが恨めしそうに双子を睨んだ
「いつもそうだもの。どこへいってもあの2人は人気者なんだ」
時々感じる、ロンのコンプレックス
優れた兄弟と比較されるのはロンの中で劣等感を抱かせるには十分だろう
『私、ロンに書くわ』
「君は兄貴たちに出すだろ？」
『2人は私があげなくても沢山貰うでしょ』
埋もれてしまうくらいなら
気付かれないくらいなら…、
最初から期待しない
「バレンタインってちょっとしたお菓子をあげる文化もあるわよね
そう、例えば…チョコとか」
ハーマイオニーがウインクした
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りな∞(プロフ) - ぱるさん» ぱるさんんんん😳そこまで読み取って下さるの嬉しすぎて…ジョージなりの愛し方なんですよね。あの一言にはジョージの色んな思い詰め込みました😌 (9月11日 7時) (
レス) id: 6423446c77 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - Aliceさん» わぁぁ、コメントありがとうございます！2人が幸せになれるように今後も是非見守って下さい🥺 (9月11日 7時) (レス) id: 6423446c77 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ジョージはちゃんと自分の抱く恋心にも、好きな子の想い人にも気付いてたんですね…。見返すとジョージが何か思い止まってたりするシーンが多くて深い愛を感じました🥲最後の、恋に落ちていくのをずっと隣で見ていたって所切なすぎます😭報われてくれ、 (9月11日 0時) (レス) @page48 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - ゔぅ…！フレッドとジョージ2人とも幸せになってほしぃ！！(´；ω；｀) (9月10日 23時) (レス) @page48 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - カエデさん» カエデさん、コメントありがとうございます💓ジョージサイドのお話更新したのでお楽しみ頂けたら嬉しいです🥺ジョージに伝言しておくので双子にはこのまま思いっきり暴れて貰いましょう✊ (9月10日 22時) (レス) @page48 id: 6423446c77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月31日 19時
