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特に何をする訳でもなく2人は
図書室で羽根ペンを走らせる私を黙って見ていたり
適当な本を探してきては2人でコソコソ読んだり
お昼寝をしたり
私たちがその日の分の勉強を終わらせると
顔を輝かせて遊びに連れ出してくれた
そして迎えたクリスマス当日
「A、起きて」
とハーマイオニーに起こされて大きなあくびをする
『んん、おはようハーマイオニー
メリークリスマス』
「メリークリスマス」
ハーマイオニーは私に包みを渡しながら
「起きて早々申し訳ないけど、着替えたらハリー達の所へ行くわよ
薬が完成したの」
と早口に言った
『1人で？』
「ええ」
『起こしてよ！
…そりゃ、私もマグル生まれだしハーマイオニーみたいに賢くないから頼りにならないかもしれないけど
でも1人は危ないわ』
ハーマイオニーは少し笑って
「そんな事ないわ、あなたはイタズラ双子仕込の秘密兵器沢山持ってるもの
次からは頼るわね」
と言い
「わあ、可愛い手鏡」
用意したプレゼントにも喜んでくれた
自分宛に届いたプレゼントを確認すると
ハグリッドと
ウィーズリーおばさんから
今年はセーターで
また会えるのを楽しみにしている、と手紙がついていた
差出人の名前のない包みに手を伸ばす
中にはニット帽と本が入っていた
本といっても御伽噺で、昔お母さんがよく読み聞かせしてくれたもので
送り主が父であることがすぐに分かった
私たちがハリー達の部屋へ向かうと、2人はまだ寝ていたようで
ハーマイオニーの声で飛び起きた
作戦は今夜、クリスマスパーティーの後
とうとうだ、とみんなが緊張した空気の中
「「メリークリスマス！」」
部屋に飛び込んで来た双子
「ん？またAがいるぞ」
「グレンジャーまで。とうとう規則を破る気になったのかい？」
「朝起きてここに来ただけよ
部屋に連れ込むあなた達とは違うわ」
「卑猥な言い方はよしてくれ。照れるだろう」
おばさんお手製のセーターに身を包んでいるフレッドがニヤリと笑った
「今年もハリーにもセーターが届いてるみたいだな」
とジョージがハリー見て言った
「また僕のは栗色だよ…」
ゲンナリと手元に目を落とすロンを嘲笑っている2人は
「私のはハリーのと同じ色だったわ
おばさんから届いたの！」
私の言葉に勢いよく振り向いた
「なんだって？」
「それじゃ、2人が着たらペアルックみたいになっちまうじゃないか！」
さっきまで着ろよ着ろよと促してきた双子の動きが止まる
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りな∞(プロフ) - ぱるさん» ぱるさんんんん😳そこまで読み取って下さるの嬉しすぎて…ジョージなりの愛し方なんですよね。あの一言にはジョージの色んな思い詰め込みました😌 (9月11日 7時) (
レス) id: 6423446c77 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - Aliceさん» わぁぁ、コメントありがとうございます！2人が幸せになれるように今後も是非見守って下さい🥺 (9月11日 7時) (レス) id: 6423446c77 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ジョージはちゃんと自分の抱く恋心にも、好きな子の想い人にも気付いてたんですね…。見返すとジョージが何か思い止まってたりするシーンが多くて深い愛を感じました🥲最後の、恋に落ちていくのをずっと隣で見ていたって所切なすぎます😭報われてくれ、 (9月11日 0時) (レス) @page48 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - ゔぅ…！フレッドとジョージ2人とも幸せになってほしぃ！！(´；ω；｀) (9月10日 23時) (レス) @page48 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - カエデさん» カエデさん、コメントありがとうございます💓ジョージサイドのお話更新したのでお楽しみ頂けたら嬉しいです🥺ジョージに伝言しておくので双子にはこのまま思いっきり暴れて貰いましょう✊ (9月10日 22時) (レス) @page48 id: 6423446c77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月31日 19時
