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ロンは眉をひそめて
「でも、フレッドやジョージは君がそう言ったって…」
「人伝に聞いたんだよ。確か、ハッフルパフの子達から」
ハリーが話を遮ると、ロンも頷いた
「そうだ！
せっかくセドリックと仲良くなれたのに2人がうろついてて迷惑だってボヤいてたって」
『なにそれ、そんなこと言うわけないじゃない！
思ってもないわ！』
私が大きな声を出したので、ビクッと肩を上げたロンは
「わ、分かってるよ。
だから僕らもAがそんなこと言うはずないって言ったんだけど…」
「やられたわね」
ハーマイオニーが言った
「おそらくあなたの箒を隠したのもあのハッフルパフの上級生達よ」
『…え？』
「スリザリンの軽い嫌がらせは、純血主義の彼らにたまたま獲物であるあなたをいびっていい流れにのっただけ」
ハーマイオニーは腕を組みながら続ける
「問題は、フレッドとジョージに気があるあの人達がたまたまあなた達がケンカしたのに便乗して引っ掻き回したこと」
「嫌がらせって？」
「引っ掻き回すってなんだい？」
不思議そうに尋ねるハリーとロンを無視して
「お互いに誤解してることがあるんじゃない？
そろそろちゃんと話したらどうかしら」
『…』
「それに、私はあの双子をあなたほど大好きじゃないけど
…いつも差別せず私たちにも分け隔てなく接してくれる彼らのこと嫌いじゃないもの」
と小さく言うと
「だから、早く仲直りして頂戴」
と私を見た
『…許してくれるかな』
「それはあなた次第なんじゃない？」
ハーマイオニーは呆れたように
でも優しく微笑みながら
「ハリーとロンは罰則。私は今日も図書室で予習でもやろうかしら
談話室はどこぞの双子がうるさくて集中出来ないもの」
とわざとらしく言った
ハリーとロンは罰則という言葉を聞いてゲンナリと2人で顔を見合わせた
・・・
夕食のため大広間に向かうと
フレッドとジョージはロンに駆け寄って少し話をした後、ホッとしたような顔をするとリーの元へ戻って行った
『何話してたの？』
「もう大丈夫なのかって、それから…」
言いかけたロンは口をきゅっと噤んで
「気になるなら2人に聞いてみれば？」
と夕食に手を伸ばした
テーブルの食事が片付いて、1人、また1人と各々談話室や部屋へ向かう
「8時だ。僕達も行こう」
私達は最後の方まで大広間に残っていたが
罰則のため2人は重い腰をあげた
ハーマイオニーは既に図書室に向かったため
私は1人で談話室を目指し歩き始めた
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りな∞(プロフ) - ぱるさん» ぱるさんんんん😳そこまで読み取って下さるの嬉しすぎて…ジョージなりの愛し方なんですよね。あの一言にはジョージの色んな思い詰め込みました😌 (9月11日 7時) (
レス) id: 6423446c77 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - Aliceさん» わぁぁ、コメントありがとうございます！2人が幸せになれるように今後も是非見守って下さい🥺 (9月11日 7時) (レス) id: 6423446c77 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ジョージはちゃんと自分の抱く恋心にも、好きな子の想い人にも気付いてたんですね…。見返すとジョージが何か思い止まってたりするシーンが多くて深い愛を感じました🥲最後の、恋に落ちていくのをずっと隣で見ていたって所切なすぎます😭報われてくれ、 (9月11日 0時) (レス) @page48 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - ゔぅ…！フレッドとジョージ2人とも幸せになってほしぃ！！(´；ω；｀) (9月10日 23時) (レス) @page48 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - カエデさん» カエデさん、コメントありがとうございます💓ジョージサイドのお話更新したのでお楽しみ頂けたら嬉しいです🥺ジョージに伝言しておくので双子にはこのまま思いっきり暴れて貰いましょう✊ (9月10日 22時) (レス) @page48 id: 6423446c77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月31日 19時
