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ジニーは頷いたが、顔色は悪いままだった
｢お兄ちゃんたちの誰にも、言えてないの…｣
談話室で言いかけてた話だろうか
『どうしたの？』
私はしゃがんでジニーと目を合わせる
｢あのね、私、最近変なの｣
『変？』
｢時々、記憶がなかったり
来た覚えのない所にいたりするの｣
『…それっていつから？』
｢最近よ。でも、事件が起こり始めてからなの
わ、私本当に知らないのよ。やってなんかないわ｣
『うん、分かってる
誰もジニーを疑ったりしないわ』
ジニーが泣きそうな顔を浮かべ
｢日記を見つけてからなの、
返事が返ってきて相談をしたりしてたけど
段々不気味になってきて
さっき、女子トイレに捨ててきちゃった｣
日記…？
｢誰かが拾ったらどうしよう！｣
『大丈夫。私が処分しておくから
ジニーは心配しないで！それにちょうどそのトイレには用事があったの』
｢…マートルのいる所よ？｣
『ぁー、うん。お友達なの』
｢…変なA
さすが、フレッドを好きになるだけのことあるわ｣
『やめてよ』
ジニーの頬に少し赤みがさし、笑顔が出た
『ほら、ジニーは笑顔が似合うわ
お友達が待ってるし、行っておいで』
私はニコニコとジニーを送り出し、マートルのいるトイレを目指した
彼女のおかげでこの女子トイレには人が寄り付かない
それをいいことに私たちはポリジュース薬の調合を行っているのだ
トイレにはジニーの言う通り1冊の日記帳が捨てられていた
『これかな…』
中を見ようとした時
｢わっ！｣
『きゃあ！』
マートルに脅かされて尻もちをつく
ケラケラと笑うマートルにため息をついて立ち上がると
転んだ拍子にファンキードールがポケットから落ちてしまい慌てて拾い上げる
｢あら？それ…｣
マートルが一気に近付いてきてジロジロとドールを見る
『な、なに？』
｢セドリック・ディゴリーの宝物じゃない！｣
『え？』
｢女にプレゼントするためだったのね！キィー！！！｣
マートルの金切り声に何事かとロンとハーマイオニーがやってきた
｢彼がドールを探していて、私も手伝ってあげたのよ！
大切な宝物だからって！｣
『セドリックが…』
｢それがお母さんの形見？ボロボロじゃないか｣
とロン
『小さい頃からずっと一緒だもの』
｢新しいのに変えないの？君の父さん、お金だけはあるだろ？｣
｢そういう事じゃないのよ、ロン｣
ハーマイオニーが呆れたように言った
『これが、いいんだよ』
私の言葉にロンは首を傾げた
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りな∞(プロフ) - ぱるさん» ぱるさんんんん😳そこまで読み取って下さるの嬉しすぎて…ジョージなりの愛し方なんですよね。あの一言にはジョージの色んな思い詰め込みました😌 (9月11日 7時) (
レス) id: 6423446c77 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - Aliceさん» わぁぁ、コメントありがとうございます！2人が幸せになれるように今後も是非見守って下さい🥺 (9月11日 7時) (レス) id: 6423446c77 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ジョージはちゃんと自分の抱く恋心にも、好きな子の想い人にも気付いてたんですね…。見返すとジョージが何か思い止まってたりするシーンが多くて深い愛を感じました🥲最後の、恋に落ちていくのをずっと隣で見ていたって所切なすぎます😭報われてくれ、 (9月11日 0時) (レス) @page48 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - ゔぅ…！フレッドとジョージ2人とも幸せになってほしぃ！！(´；ω；｀) (9月10日 23時) (レス) @page48 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - カエデさん» カエデさん、コメントありがとうございます💓ジョージサイドのお話更新したのでお楽しみ頂けたら嬉しいです🥺ジョージに伝言しておくので双子にはこのまま思いっきり暴れて貰いましょう✊ (9月10日 22時) (レス) @page48 id: 6423446c77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月31日 19時
