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「そういうAはどうして？」
意識せず飛び出した言葉に自分でも恥ずかしくなる
『…私も2人と同い年になりたかったなぁって』
「2人って俺らの代ってこと？」
『うん、アンジェリーナやアリシアは学年も同じでクィディッチでも一緒にいられるでしょ？』
「まあね」
リーはじっと私を見つめると
「それってアイツら2人ともなの？」
と尋ねる
『え？』
「Aの中で、フレッドとジョージは全部同じなのか？
どれくらい好きかとかさ」
『…どっちが好きとかそんなの決められないよ。どっちも大好きだもん』
「ふうん、そっか」
『…でも』
誰にも話したことのない、
自分でも分からない感情
『フレッドに触られると…なんだか変な気持ちになるの』
「…」
リーならこの気持ちの答えを知っているだろうか
『ジョージといると落ち着いて、ずっとここにいたいって思う。
でもフレッドにじっと見つめられると逃げたくなって、でも目を逸らしたくなくて…』
「…それさぁ」
気付きたくない
認めたくない
だって、認めてしまったら
「…フレッドのこと、好きなんじゃないか？」
『っ！』
顔から火が出そうなくらい熱くなる
「A、顔真っ赤だぜ」
『…でも、ダメなの』
「何が？」
『フレッドのこと、好きになっちゃ』
「…なんで？あいつら君のこと大好きじゃないか」
『フレッドの好きはそういう好きじゃないから、』
特別な女の子だといいながら
恋愛として、付き合いたいわけじゃない
フレッドがいったその言葉が私の胸を揺らした
だってそれって
(私は
優しくてあたたかくて
残酷な言葉だ
簡単に好きって言わないで
簡単に触らないで
そんな風に、大事にしないで
(期待しちゃうから、)
でもそんなの嘘で
沢山好きって言って欲しいし
沢山触って欲しい
大事にして欲しい
恋愛じゃなくてもいいから、
私より特別な女の子を作らないで欲しい
『フレッドのこと好きになっちゃったら、今みたいに一緒に居られなくなる…』
リーは複雑そうに私を見た
『私、ずっと2人と一緒にいたいから。この気持ちは…しまっておくの
大事に、鍵をかけて』
これが、初恋ってものなのかな
『気持ちに蓋をするのは得意だから…』
泣きそうになる私の頭をリーが撫でた
「この話は俺たち2人の内緒だ。
出来るか？」
私は頷く
「ジョージにも言っちゃダメだぞ」
『うん』
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りな∞(プロフ) - ぱるさん» ぱるさんんんん😳そこまで読み取って下さるの嬉しすぎて…ジョージなりの愛し方なんですよね。あの一言にはジョージの色んな思い詰め込みました😌 (9月11日 7時) (
レス) id: 6423446c77 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - Aliceさん» わぁぁ、コメントありがとうございます！2人が幸せになれるように今後も是非見守って下さい🥺 (9月11日 7時) (レス) id: 6423446c77 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ジョージはちゃんと自分の抱く恋心にも、好きな子の想い人にも気付いてたんですね…。見返すとジョージが何か思い止まってたりするシーンが多くて深い愛を感じました🥲最後の、恋に落ちていくのをずっと隣で見ていたって所切なすぎます😭報われてくれ、 (9月11日 0時) (レス) @page48 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - ゔぅ…！フレッドとジョージ2人とも幸せになってほしぃ！！(´；ω；｀) (9月10日 23時) (レス) @page48 id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - カエデさん» カエデさん、コメントありがとうございます💓ジョージサイドのお話更新したのでお楽しみ頂けたら嬉しいです🥺ジョージに伝言しておくので双子にはこのまま思いっきり暴れて貰いましょう✊ (9月10日 22時) (レス) @page48 id: 6423446c77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月31日 19時
