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買い物をしたらお金を払う
サービスを受けたらその対価を支払う
そんな社会のルールの中で
フレッドやジョージ
ロンが
どうしてあんな風に育ったのか、分かった気がした
『それでもただで置いてもらう貰うなんて…』
「あのね、A。子供はよく学び、よく眠り、成長する…
権利があるのよ」
「手を貸す大人はひとりじゃなくたっていいだろう？」
「だからね、A。おばさんと約束してくれるかしら」
しゃがんで私と目を合わせると
「あなたが大人になった時
自分の子供だとか、関係なく困っている子を助けてあげて欲しいの」
『…でも、』
「うちは確かに裕福とは言えないけど
それでもあの子たちを逞しく育ててきたつもりです。
あの子たちが可哀想な子に見えるかしら」
私はブンブンと首を横に振る
「それにあなたから取り立てたらハリーからも回収しないとおかしな話でしょう？」
ダーズリー家のおじさんが
ハリーのためにお金を出してくれるとは考えにくい
『…教科書や必要な物資の代金は、父から預かってるのでそこから出します』
おじさんとおばさんは黙って私の言葉を待った
『ここでお世話になる間はなるべく手伝いをしたりしてお2人にお返し出来るように頑張ります、！』
目を細めたおばさんは
「そんなに気張ることないのよ」
と私の頭を撫でながら
「あなたが来てくれて嬉しいわ
2人に手袋を頼まれた時からずっと会いたかったのよ」
優しく笑う
目線を合わせて話を聞いてくれる所
笑いながら優しく頭を撫でてくれる所
あの二人とおばさんが重なって見えた
『フレッドとジョージは』
口を開いた私に2人が目をやった
『お2人の元で生まれて、育てられたからあんなに優しいんだと思います
イタズラもするけど…、彼らの優しさに私は何度も助けられました』
私も目を見つめ返して
『2人だけじゃなくて、ウィーズリー家の皆が暖かくて優しくて
なんてお礼を言ったらいいか分からないくらい…』
「ありがとう、A」
「君もとても優しくて、あたたかい子だ」
「さ、そろそろ片付けも終わったでしょう
早く持っていかないとあの2人がうるさいわよ」
頷いた私に
「あなたを連れてきたことを無理させてしまったのでは無いかって反省していたわ
もしAがここに来てよかったと思ってくれてるなら、伝えてあげて頂戴」
ええと、どっちだったかしら…とおばさんは呟く
きっとそれは
『ジョージ、』
2人は笑顔で私を見送ってくれた
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りな∞(プロフ) - さらさん» さらさん。いつもコメントありがとうございます！兄世代みんな最高過ぎますよね💓これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (8月31日 12時) (
レス) @page50 id: da157005cc (このIDを非表示/違反報告)
さら - いつも更新ありがとうございます！！セドリックとの絡みも書いてくれてありがとうございます！！もう優しいし格好いい！！双子も大好きだけど、セドリックも推しかも(笑)いつもドキドキしながら読んでます！！ (8月30日 23時) (レス) @page48 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - ぱるさん» コメントありがとうございます！きゃ🫣鋭い考察です笑今後もぜひ見守ってください♡ (8月25日 0時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ジョージは恋愛的に夢主ちゃん好きなのかなって思ってたんですけど、フレッドはどう思ってるのか、、、夢主はフレッドにいくんですかね？ドキドキです! (8月24日 22時) (レス) @page21 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - あいかさん» アーサーさんの趣味かもしれないし、魔素かなんかで動くのかも…。魔法界の不思議って事でご想像にお任せします🥹💭 (8月24日 21時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月21日 2時
