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「はいみんな、お疲れ様
ご苦労でした、2人とも」
おばさんの声に双子はくたびれた顔をしていたが
「よく手伝ってくれたお礼にお菓子をあげましょうね」
おばさんが言うと2人は急に元気を取り戻して顔を輝かせた
「やった！」
「A、俺たちの部屋で一緒に食べよう」
『え、私も？』
「当たり前だろ？」
「ロン達は先に戻ったのになんで君は行かなかったんだい？」
フレッドは不思議そうに私を見た
『2人がまだやってたから、』
「でも疲れてるだろ？先に休んでて良かったのに」
『だってこんなに遅くなっちゃったのも…
おばさんに見つかったのも私が予想外のことで時間取らせちゃったからだし…』
「なんだ！そんなこと気にすることないって言ったろ？」
フレッドは呆れ顔で言った
「元々俺たちAを家に誘おうと思ってたんだ。
だけど、ほらうちはこんなんだしAは女の子だからどうかなってちょっと相談してたとこだったんだよ」
ジョージも私を見て笑う
「だから、結果的にAが来てくれて嬉しいんだ」
『…』
その様子を見ていたおばさんが
「お菓子はAに持っていかせますから2人は先に部屋を片付けていらっしゃい！
とても女の子を通せる部屋じゃないでしょう」
と言うと
いっけね、と顔を見合わせた双子はドタバタと階段を駆け上がっていった
ため息をつきながら背中を見送るとおばさんはお菓子を用意してくれた
『あ、あの』
「？」
『お金…。今、マグル界のお金しかなくて
銀行でこっちの通貨と変えてもらわないといけないんです』
「ああ、そうね
新学期の準備にダイアゴン横丁に行くからその時にでも…」
『でも、それじゃ…』
「あら、なにかすぐ入り用なの？
いくらかしら」
『あ、お世話になる間の食費とか、その他生活費を…』
おばさんは驚いた顔で私を見る
『私…、親と喧嘩してしまって。追い出された私を2人が見かねて連れてきてくれたんです…
だから2人は悪くなくて』
一生懸命言葉を選ぶ私に
「実は、2人からあなたのお家のことは少し聞いてるわ」
おばさんは静かにいった
「うちにはいくらでもいていいし、お金も結構よ」
『え、？でも…』
「うちは元々大家族だから、1人分2人分増えたって変わらないさ」
いつの間にか後ろにいたおじさんも言った
「そんなことは子供の君が気にすることじゃない。」
私が2人を見つめると
「それに子供が伸び伸び育つのを支えるのは大人の役目だ」
おじさんは優しく笑った
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りな∞(プロフ) - さらさん» さらさん。いつもコメントありがとうございます！兄世代みんな最高過ぎますよね💓これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (8月31日 12時) (
レス) @page50 id: da157005cc (このIDを非表示/違反報告)
さら - いつも更新ありがとうございます！！セドリックとの絡みも書いてくれてありがとうございます！！もう優しいし格好いい！！双子も大好きだけど、セドリックも推しかも(笑)いつもドキドキしながら読んでます！！ (8月30日 23時) (レス) @page48 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - ぱるさん» コメントありがとうございます！きゃ🫣鋭い考察です笑今後もぜひ見守ってください♡ (8月25日 0時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ジョージは恋愛的に夢主ちゃん好きなのかなって思ってたんですけど、フレッドはどう思ってるのか、、、夢主はフレッドにいくんですかね？ドキドキです! (8月24日 22時) (レス) @page21 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - あいかさん» アーサーさんの趣味かもしれないし、魔素かなんかで動くのかも…。魔法界の不思議って事でご想像にお任せします🥹💭 (8月24日 21時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月21日 2時
