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「朝もろくに食べてないのに、腹減るだろ？」
『…食欲ないの』
「でも人の分奪っちゃダメだってハーマイオニーにまた叱られちゃうから、食べてよ」
ロンがサンドウィッチを私の手に押し付けた
『…ごめんね、 』
「なにが？」
ロンは隣でサンドウィッチにかぶりつく
「僕のことまで避けてること？」
『え、』
「兄貴たちと喧嘩しようが勝手だけど
だからって僕まで避けないでよ」
とロンは言った
『…怒ってないの？』
「だから何をさ？
避けてたことなら、もう辞めてくれるなら怒らないよ」
『…私といたらロンまで周りから白い目で見られちゃう』
「そんなの慣れっこさ
ハリー達が罰則を食らった時もそうだった」
ロンはなんてことないようにいって
「君だって離れなかったじゃないか
僕たちの友情ってそんなもんじゃないだろ？」
と笑った
『…』
私は小さくサンドウィッチに口をつける
「それに僕は兄貴たちみたいに、失うような元々の人望もないからね」
と少し自嘲気味に言ったので
『そんな事ないよ』
と言って
『私、ロンがいてくれて良かった』
というと「そりゃよかった」とロンも微笑み返した
「仲直りしないのかい？」
『…』
「まあ僕も何十回と喧嘩してるし気持ちは分かるけど」
サンドウィッチを食べ終わったロンは
「でも早めに許してやってよ。
Aがいないとあの2人魂抜けてるみたいに大人しくて気持ち悪いんだ」
と呆れ笑いを浮かべて、私の手をとった
午後の授業が終わると
「A！これ忘れ物だって」
シェーマスにノートを手渡される
忘れ物なんてないはずだけど
さっきボーッとしてたからなにか忘れたのだろうか
『ありがとう、』
受け取って中をみる
「どうしたの？A」
『あ、ううん』
夕食は流石に避けられず、大広間にむかうと
「A！ごめん。俺…傷つけるつもりじゃなかったんだ、」
眉を下げたジョージが私の手をとったが
驚いて手を払ってしまう
『…ぁ、』
「A。悪かったとは思うよ、でもジョージの話ちゃんと聞いてやってくれよ」
眉間にしわを寄せるフレッド
“怒ってたわよ。ジョージを傷つけたってフレッドもね”
『ごめ…なさ、』
「…A？」
私は逃げるようにラベンダー達の元へ飛び込み
チラチラ様子を伺う双子の視線に気付かないふりをして味のしないご飯を無理やり流し込んで部屋に戻った
ベッドに入ってノートに挟まれた紙をみる
【フレッドとジョージに近づくな】
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りな∞(プロフ) - さらさん» さらさん。いつもコメントありがとうございます！兄世代みんな最高過ぎますよね💓これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (8月31日 12時) (
レス) @page50 id: da157005cc (このIDを非表示/違反報告)
さら - いつも更新ありがとうございます！！セドリックとの絡みも書いてくれてありがとうございます！！もう優しいし格好いい！！双子も大好きだけど、セドリックも推しかも(笑)いつもドキドキしながら読んでます！！ (8月30日 23時) (レス) @page48 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - ぱるさん» コメントありがとうございます！きゃ🫣鋭い考察です笑今後もぜひ見守ってください♡ (8月25日 0時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ジョージは恋愛的に夢主ちゃん好きなのかなって思ってたんですけど、フレッドはどう思ってるのか、、、夢主はフレッドにいくんですかね？ドキドキです! (8月24日 22時) (レス) @page21 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - あいかさん» アーサーさんの趣味かもしれないし、魔素かなんかで動くのかも…。魔法界の不思議って事でご想像にお任せします🥹💭 (8月24日 21時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月21日 2時
