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「ちゃんと話せばジョージも分かってくれるよ」
ハリーは一生懸命慰めてくれたけど
私の心は罪悪感でいっぱいで
『ごめん、ちょっと1人にして欲しい…』
「…分かった。」
私の肩を優しく叩いてハリーはその場を後にした
ジョージ、悲しそうな顔をしてた
あんなこと言うつもりじゃなかったのに
ダイアゴン横丁での一件から、自分でも神経質になっているのを感じていた
(謝らなくちゃ、)
涙がこぼれるのを落ち着けて、私は立ち上がる
まだ大広間にいるかな…
すれ違う人達が私をみてコソコソと噂をしているように感じて居心地が悪い
あの人気者の双子の事だから、もう騒ぎになっているのか
「フレッドとジョージならもう大広間には居ないわよ」
『え、』
ハッフルパフのローブに身を包んだ女の子2人組みがジロジロと私を見ながら言った
「まだ言い足りないことでもあるなら、私たちから伝言しておきましょうか？」
ピリピリと感じるのは悪意で
『あ、…私…謝りたくて…』
「怒ってたわよ。2人とも
ジョージを傷つけたってフレッドもね」
『…』
私は絶望しながら来た道を戻り、最初の授業へと向かう途中
何かに引っかかって転ぶ
『痛…』
足を引っ掛けたのはスリザリンのグループで
意地悪な笑みを浮かべている
「残念ね、いつもウィーズリーの双子がバックについているから強気でいられたんだろうけど」
「もう守ってくれる人はいないわよ」
「アイツらがいなきゃお前なんてハリーポッターの金魚のフンさ」
「マグル生まれな上にグレンジャーと違って秀でて勉強ができる訳でもない」
「アイツらはなんで君なんて傍に置いてるんだろうな？」
近寄ってきたスリザリンの男が私の顎をクイッと上げた
「まあ、顔だけはいいみたいだから置物にはいいんじゃないか？」
『…っ！』
私は顔を背けて、転んだ膝を払い逃げるように教室へ向かうと
後ろでは笑い声が響いていた
「大丈夫？A」
ハーマイオニーが手招きをして隣に座らせてくれる
「みんな心配してたわよ。ロンも」
私は教室に入った時心配そうにこちらを見たロンの顔を見ることが出来なかった
「顔、真っ青じゃない！医務室に…」
『大丈夫、』
「でも…」
『大丈夫だから…』
ハーマイオニーはそれ以上何も言わなかった
言葉に出来ない感情が渦巻いて、授業なんて頭に入る訳もなく
(私はずっと周りの人に守られてたんだ…)
1人じゃ何も出来ない自分が情けなくて、泣きたくなった
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りな∞(プロフ) - さらさん» さらさん。いつもコメントありがとうございます！兄世代みんな最高過ぎますよね💓これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (8月31日 12時) (
レス) @page50 id: da157005cc (このIDを非表示/違反報告)
さら - いつも更新ありがとうございます！！セドリックとの絡みも書いてくれてありがとうございます！！もう優しいし格好いい！！双子も大好きだけど、セドリックも推しかも(笑)いつもドキドキしながら読んでます！！ (8月30日 23時) (レス) @page48 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - ぱるさん» コメントありがとうございます！きゃ🫣鋭い考察です笑今後もぜひ見守ってください♡ (8月25日 0時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ジョージは恋愛的に夢主ちゃん好きなのかなって思ってたんですけど、フレッドはどう思ってるのか、、、夢主はフレッドにいくんですかね？ドキドキです! (8月24日 22時) (レス) @page21 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - あいかさん» アーサーさんの趣味かもしれないし、魔素かなんかで動くのかも…。魔法界の不思議って事でご想像にお任せします🥹💭 (8月24日 21時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月21日 2時
