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助けを求めるようにリーを見ても
彼は目の前のご飯に夢中だ
『ジニーは？』
「ジニーならあそこだよ」
フレッドが目をやった先
いつの間にか到着していたハリーの斜めにジニーもいた
「俺達と隣よりあそこの方がよっぽど喜ぶぜ」
ケラケラと笑うフレッドはあまり怒ってないみたい
『あ、あそこに私がいたらジニーが来るのに邪魔かなぁと思って…。
入学初日だったし、緊張してたから』
慌てて言葉を紡いでも、ジョージの顔は険しいままだ
『ごめん、でも
1年前私がグリフィンドールに振り分けられた時…、2人がハイタッチして一緒にいれてくれたのが本当に助かったから…』
眉を下げて謝る私に
「、うん」
ジョージも折れて
「でもジニーの席は別にちゃんと用意してたんだ」
と言った
「あそこはAの席だろ？」
『…』
2人を見つめると
「隠れ穴では俺たちがしつこく絡んでったから俺らといてくれたけど、学校に来たら同級生とか仲いいヤツがたくさんいるし」
「そっちの方が良かったのかなって」
『違うよ！』
それは、本当に誤解だ
『私は2人といれて嬉しかったし楽しかったし
が、学校でも、一緒にいたい…です』
「うん、俺達も」
やっとジョージが笑ってくれた
「昨日は談話室でもAがいないって大騒ぎだったんだぜ」
パンを頬張りながらリーがいう
「都合よくやり捨てられたみたいな気持ちになったよ」
『やり捨？何それ？』
水を吹き出したジョージがフレッドの頭を思い切り叩いた
「Aの前で汚い言葉使うな！」
「なんだよ相棒。昨日1番大騒ぎしてたのはお前のくせに」
フレッドを睨むジョージと
余裕そうに口角をあげるフレッド
『フレッドは平気なんだ』
「何が？」
『私がいなくても、心配じゃないんだ』
「バカ言うなよ。心配に決まってるだろ」
こんなのずるいって分かってる
でも、真剣に言ってくれるフレッドに少し安心した
こんな風に試してばかりいたら
2人は私を嫌いになるだろうか
ロンに届いた吼えメールに大はしゃぎしていた2人の話題はクィディッチへと移り変わり
「リー、君はいつになったら俺たちを見分けられるようになるんだ」
フレッドが言った
「これでも4年目の仲になるんだがね」
クィディッチの試合中、選手の活躍を実況するはずのリーはよく2人を間違えてみんなを困惑させる
「今のがフレッドか？」
「『ジョージだよ』」
「じゃあもうAが実況席の隣に来てくれよ！
双子を見分ける担当でさ」
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りな∞(プロフ) - さらさん» さらさん。いつもコメントありがとうございます！兄世代みんな最高過ぎますよね💓これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (8月31日 12時) (
レス) @page50 id: da157005cc (このIDを非表示/違反報告)
さら - いつも更新ありがとうございます！！セドリックとの絡みも書いてくれてありがとうございます！！もう優しいし格好いい！！双子も大好きだけど、セドリックも推しかも(笑)いつもドキドキしながら読んでます！！ (8月30日 23時) (レス) @page48 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - ぱるさん» コメントありがとうございます！きゃ🫣鋭い考察です笑今後もぜひ見守ってください♡ (8月25日 0時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ジョージは恋愛的に夢主ちゃん好きなのかなって思ってたんですけど、フレッドはどう思ってるのか、、、夢主はフレッドにいくんですかね？ドキドキです! (8月24日 22時) (レス) @page21 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - あいかさん» アーサーさんの趣味かもしれないし、魔素かなんかで動くのかも…。魔法界の不思議って事でご想像にお任せします🥹💭 (8月24日 21時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月21日 2時
