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「それより聞いた？
ハリーとロンは空を飛んで学校に来たらしいよ」
『どういうこと？』
私がカスタードタルトをかじりながら聞くと
2人は興奮したように言った
「何でも、空飛ぶ車に乗ってきたんだって！」
「だけどそれが墜落して退校処分らしい」
(空飛ぶ車…？)
その話が本当ならきっとアーサーおじさんの車で
ハリーとロンにまちがいない
歓迎会が終わり、監督生は新入生を連れて寮へと戻る
皆が談話室に流れる中、私はハーマイオニーの腕を引いた
『ハリーとロンは多分もう学校についてるわ』
ハーマイオニーとこっそり列を抜けて私達は廊下に出た
「どうして分かるの？A」
『さっき挨拶の前にマクゴナガル先生とスネイプ先生、それにダンブルドアが抜けてたでしょ？
なのに全員一緒に帰ってきた
きっと2人の処分がきまったのよ』
なるほど、と相槌をうったハーマイオニーは
「根拠は分かったけど、なんだかそういう目ざといところあの2人に似てきたわね」
と少し呆れたように言った
「それで、手に持ってるのは？」
『カスタードタルト。美味しかったから…
2人が食べれてないと可哀想だと思って』
ハーマイオニーもいる？と差し出すと
彼女は首を横に振った
「とにかくハリーとロンを探しましょ」
考えられるところは探したものの見当たらず
「一旦私達も寮に戻りましよ」
ハーマイオニーと言葉に頷いて寮へ向かうと
太ったレディの前に見慣れた姿
『ハリー！ロン！』
「やっと見つけた！一体どこに行ってたの？
誰かが言ってたけどあなたたちが空飛ぶ車で墜落して退校処分になったって」
2人の姿を見つけた私たちが駆け寄ると
2人は一瞬顔を輝かせて
「退校処分にはならなかった」
とハリーが言うと
「まさか本当に空を飛んでここに来たの？」
とハーマイオニーは怪訝そうに言った
『一体何があったの？』
「話したいけど、僕たち真っ直ぐ部屋へ戻るように言われてるんだ」
とロンが言う
「僕らの部屋へおいでよ。この時間じゃまだみんな戻ってこない」
ハリーの言葉に私とハーマイオニーはこっそり2人の部屋へ忍び込んだ
2人が言うには、突然9と3/4番線の繋ぎ口が塞がり通り抜けられず
パニックになった2人は慌てて車を飛ばしここまで来たというのだ
それも遅刻の上に空飛ぶ車を白昼堂々マグルに見られたとの事で
何とか即日退校処分は逃れたものの、重い罰則が待っているという
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りな∞(プロフ) - さらさん» さらさん。いつもコメントありがとうございます！兄世代みんな最高過ぎますよね💓これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (8月31日 12時) (
レス) @page50 id: da157005cc (このIDを非表示/違反報告)
さら - いつも更新ありがとうございます！！セドリックとの絡みも書いてくれてありがとうございます！！もう優しいし格好いい！！双子も大好きだけど、セドリックも推しかも(笑)いつもドキドキしながら読んでます！！ (8月30日 23時) (レス) @page48 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - ぱるさん» コメントありがとうございます！きゃ🫣鋭い考察です笑今後もぜひ見守ってください♡ (8月25日 0時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ジョージは恋愛的に夢主ちゃん好きなのかなって思ってたんですけど、フレッドはどう思ってるのか、、、夢主はフレッドにいくんですかね？ドキドキです! (8月24日 22時) (レス) @page21 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - あいかさん» アーサーさんの趣味かもしれないし、魔素かなんかで動くのかも…。魔法界の不思議って事でご想像にお任せします🥹💭 (8月24日 21時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月21日 2時
