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迎えた新学期当日
荷造りを終えて私はゆっくりと双子の部屋を見渡した
約1ヶ月
この家でハリーやウィーズリー家の皆と暮らし
フレッドとジョージとこの部屋で過ごした
時々、ジニーやロン達の部屋に泊まりにいったこともあったけど
学校では、学年が違う私達がこんな風に1日ずっと一緒にいられることはないから
(…楽しかったなぁ)
「A、もう終わったのかい？」
フレッドがおばさんに急かされて慌てて準備を始めた
『手伝おうか？』
「いや、大丈夫さ」
そう言いながらトランクに物をポイポイと放り込むフレッドは
「あ」
と声を漏らして私の方を見た
「A、俺のTシャツ持ってるよな？」
『あ、うん』
「そのままでいい？なんか変えるか？」
俺ん家にいたんだから匂いはうすれてないか、とブツブツ言っているフレッドに
『なんでもいいの？』
と聞くと
「いいよ。あ、でもパンツは勘弁してくれよ」
ニヤニヤと意地悪くいう
『じゃあ、フレッドがいい』
と言うと彼は「え？」と聞き返した
『フレッド本人がいい…』
フレッドは少し頬を膨らませて何か考えながら
「ホグワーツに戻ったら今みたいに一緒に寝れないもんな…」
と呟いた
少し屈んだフレッドは私と目線を合わせて
「女子寮には入れないけど、毎日会えるさ
また休暇になったら泊まりに来いよ」
と頭を撫でた
フレッドはジョージと違って雑だから
いつも前髪がボサボサになる
下からおばさんの声がして、フレッドは返事をすると
私のと自分のトランクを持って
「行こうぜ」
と促した
名残惜しく隠れ穴を後にして、私たちはキングス・クロス駅へ向かった
今年から入学のジニーが初めて9と3/4番線を抜ける時、おばさんは心配しながら色々とアドバイスをしていた
『本当に長い間お世話になりました』
頭を下げた私に
「そんな固い挨拶はいいのよ！Aが来てくれて本当に助かったし、
何よりみんな嬉しそうだったわ」
おばさんはみんなにするのと同じように私にハグをして
「またいつでもいらっしゃい」
と額にキスをした
もう一度ウィーズリー夫妻に一礼して
「A、行くぞ」
振り向いたジョージの後を追いかけた
『ハリーとロンは？』
「さあ。ママに捕まってるんじゃないか？」
「んな事より、あっち座ろうぜ」
「学校についたらグレンジャー達とは飽きるほどいれるんだから、列車中位俺らといようよ」
2人がウインクをしたので、私は双子について行くことにした
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りな∞(プロフ) - さらさん» さらさん。いつもコメントありがとうございます！兄世代みんな最高過ぎますよね💓これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (8月31日 12時) (
レス) @page50 id: da157005cc (このIDを非表示/違反報告)
さら - いつも更新ありがとうございます！！セドリックとの絡みも書いてくれてありがとうございます！！もう優しいし格好いい！！双子も大好きだけど、セドリックも推しかも(笑)いつもドキドキしながら読んでます！！ (8月30日 23時) (レス) @page48 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - ぱるさん» コメントありがとうございます！きゃ🫣鋭い考察です笑今後もぜひ見守ってください♡ (8月25日 0時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ジョージは恋愛的に夢主ちゃん好きなのかなって思ってたんですけど、フレッドはどう思ってるのか、、、夢主はフレッドにいくんですかね？ドキドキです! (8月24日 22時) (レス) @page21 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - あいかさん» アーサーさんの趣味かもしれないし、魔素かなんかで動くのかも…。魔法界の不思議って事でご想像にお任せします🥹💭 (8月24日 21時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月21日 2時
