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いつの間にか眠っていたようで
目が覚めると、双子が私に巻き付くように寝息を立てていた
やっぱり寝顔がそっくりな2人に少し笑みをこぼして
起こさないようにそっとベッドから降りて下に向かう
キッチンからは音がしていて
『おはようございます』
と声をかけるとおばさんが振り向いた
「あらおはよう、A。早いのね」
『昨日は沢山お昼寝もしちゃったので』
「うちのねぼすけ達はどんなに昼寝してもこんな時間に起きないわよ」
呆れたように笑いながら言うおばさんに
『なにか手伝えることはありますか？』
と聞けば、おばさんは簡単な仕事を振ってくれた
「ありがとう。助かるわ」
多分、本当は
魔法で簡単に行えることもあるし
昨夜のおばさんや双子の様子からすると特別お手伝いすることは少ないのかもしれないけど
私がいたたまれないのをわかってて、敢えて
居場所を作るために手伝わせてくれているような気もする
そうだとしたら、ありがた迷惑になってないだろうか…
「あの子達は言わなきゃやらないし、Aがいてくれて助かるわ」
おばさんの言葉に私は曖昧に笑い返すことしか出来なかった。
朝食の支度が出来た頃に
大きな欠伸をしながら寝癖をつけた双子が降りてきた
「おはよう、A」
「もう下にいたのか」
「あなた達と違ってAは朝からお手伝いしてくれたんですよ」
おばさんが言うと2人は肩を竦めて
「ワア、美味しそうな朝食」
「さすがママだよ」
とわざとらしく声を上げて食卓についた
みんなが揃って頂きますをする
「おっと。A、髪が」
奥のものを取ろうとして手を伸ばした時に私の髪がスープのお皿に入りそうになってしまったのをフレッドが避けてくれた
『ありがとう、フレッド』
「これだろ？声かけてくれたらとるよ」
『助かるわ。ありがとう、ジョージ』
その様子をじっと見ていたジニーが
「どうやってフレッドとジョージを見分けてるの？」
と聞いた
「2人からAは自分たちを間違えたことがないって聞いてから私も気になっていたんだがね」
おじさんまで興味津々な顔で私を見る
「それ、Aに聞いても無駄だよ。
僕だって何度も聞いたさ」
ロンはソーセージを頬張りながらため息半分に言う
『私、2人のこと見分けてる訳じゃないので…
どうやってとかが分からなくて』
不思議そうなみんなの視線が集まる
「それってどういう事だ？」
「確かに俺達も聞いた事なかったし、気になる」
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りな∞(プロフ) - さらさん» さらさん。いつもコメントありがとうございます！兄世代みんな最高過ぎますよね💓これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (8月31日 12時) (
レス) @page50 id: da157005cc (このIDを非表示/違反報告)
さら - いつも更新ありがとうございます！！セドリックとの絡みも書いてくれてありがとうございます！！もう優しいし格好いい！！双子も大好きだけど、セドリックも推しかも(笑)いつもドキドキしながら読んでます！！ (8月30日 23時) (レス) @page48 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - ぱるさん» コメントありがとうございます！きゃ🫣鋭い考察です笑今後もぜひ見守ってください♡ (8月25日 0時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ジョージは恋愛的に夢主ちゃん好きなのかなって思ってたんですけど、フレッドはどう思ってるのか、、、夢主はフレッドにいくんですかね？ドキドキです! (8月24日 22時) (レス) @page21 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - あいかさん» アーサーさんの趣味かもしれないし、魔素かなんかで動くのかも…。魔法界の不思議って事でご想像にお任せします🥹💭 (8月24日 21時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月21日 2時
