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ジョージが手を止めて、熱が一点に集まり
『あつっ』
と声を上げると
「あ、ごめん！大丈夫か？」
『うん、平気平気』
ジョージは慌てて熱風を切って頭をぐしゃぐしゃとかいた
「俺も、特別だよ」
小さな声でジョージが言う
「もちろんあいつとバカやるのも楽しいけど
…でも、Aといる時間は特別」
えへへ、と笑う私にジョージも少し照れたような顔で
だけど優しく笑い返してくれた
さっきの爆発は何をやってたのか
今考えている悪戯の話
好きなことを話すジョージの顔はキラキラしている
「でさ、A」
『うん？』
「夜は、僕と寝ませんか、？」
『へ？』
「昼間フレッドのとこで寝たろ？
夜はこっちおいでよ」
『いいの？』
「もちろん」
『うん、お願いします！』
ゆっくりと、優しく過ぎるジョージとの時間は
落ち着くんだ
「なぁ、ドライヤー知らない…」
フレッドが階段を上ってくると
部屋に入るなり、「あ！」と声を上げた
『ごめん、私が借りたままにしちゃって…』
「じゃなくて！俺がAのドライヤーやりたかったのに！」
「お前が嬉々として風呂に入ったんだろ」
「まあね」
フレッドが口を尖らせてドライヤーを始めたところで
「俺も行ってくる」
とジョージもお風呂へ向かった
「Aー…とー…の？」
『なにー？』
ドライヤーの音で遮られて、近づいて聞き返す
「ジョージと何話してたの？」
ドライヤーを切ったフレッドがじっと私の目をみた
濡れた髪と
お風呂上がりだからか紅い頬
2人の顔はそっくりだけど
真っ直ぐ捉えた瞳を逃がさないこの目は少し…
「なんで目逸らすの？」
苦手。
『…髪乾かさないの？』
「Aがやって」
『フレッド、屈んで』
「ウン」
大人しく屈んだフレッド
身長の高い彼らを私が上から見下ろすのはレアで
(可愛いな、とか思ったり…)
「で、何話してたの？」
『普通の話だよ
さっき試してた悪戯グッズの話とか…』
「あぁ！あれはさ！」
拗ねた顔をしていたかと思えば
先程のジョージ同様楽しそうに話を始めるフレッド
「それで…
A、聞いてる？」
『聞いてるよ』
(この顔、大好き)
「俺の髪、Aみたいにサラサラじゃないでしょ」
『そうかな？』
「うん、俺もその髪質だったらもー少し男前に…」
『私、フレッドの髪好きだけどな』
「そうか？」
『うん』
「じゃあこのままでいいや」
フレッドは嬉しそうに笑った
「Aいる？」
ロンが部屋に入ってきた
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りな∞(プロフ) - さらさん» さらさん。いつもコメントありがとうございます！兄世代みんな最高過ぎますよね💓これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (8月31日 12時) (
レス) @page50 id: da157005cc (このIDを非表示/違反報告)
さら - いつも更新ありがとうございます！！セドリックとの絡みも書いてくれてありがとうございます！！もう優しいし格好いい！！双子も大好きだけど、セドリックも推しかも(笑)いつもドキドキしながら読んでます！！ (8月30日 23時) (レス) @page48 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - ぱるさん» コメントありがとうございます！きゃ🫣鋭い考察です笑今後もぜひ見守ってください♡ (8月25日 0時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ジョージは恋愛的に夢主ちゃん好きなのかなって思ってたんですけど、フレッドはどう思ってるのか、、、夢主はフレッドにいくんですかね？ドキドキです! (8月24日 22時) (レス) @page21 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - あいかさん» アーサーさんの趣味かもしれないし、魔素かなんかで動くのかも…。魔法界の不思議って事でご想像にお任せします🥹💭 (8月24日 21時) (レス) id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月21日 2時
