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この世に
神様がいないことなんて分かってる
だって、もし本当に存在するなら
お兄ちゃんもシリウスも
みんな死なせたりしないでしょう？
ハリー1人にこんなに残酷な使命を背負わせたりしないでしょう？
『何があっても、あなたから離れないから
お願い、どこにも行かないで…』
いつから
こんなにも彼を好きになったのか
自分でもよく分からない
気付いたら、彼は特別な人になっていて
毎日、毎日あなたを探した
皆が嫌っていたスリザリンとの合同授業を
時間割で確認しては、私は密かに心待ちにして
私だけに見せる、あなたの特別な姿に
恋焦がれていたの
ドラコが急に私の体を突き飛ばして
ド「…逃げろ」
腕を抑えながら言う
『…なに、？』
ド「…あの方がここへ来る。
君は逃げろ。なるべく遠くへ」
『…ハリーと約束したの
私は蛇を切るわ』
ド「無謀すぎる」
『無謀でも、やるのよ』
全てが終わったら
『あなたと生きていくために』
ド「…」
ドラコが無言呪文を放った
体が動かない
彼が私を抱きかかえて、崩れた校内の隙間に隠すように寝かせる
(また、私を置いていくの？)
お願い、ドラコ…
行かないで
加減して放った呪文のせいか
意識だけ残る、思う通りに動かせない体
手を伸ばせば、届く距離にいるのに
ド「僕は、パトローナスも出せない…
僕じゃ、君を守れない」
やっぱり、ダメなの？
私とあなたは、どうしたって交わることが出来ないの？
ドラコの居なくなった暗闇
世界は、御伽噺のようにいつもハッピーエンドとは限らない
まるでフィクションのような魔法の世界でも
私達はノンフィクションの今を生きていかなければならない
それでも書き換えられない物語のラストを私は探している
ようやく体が動き出す
何とか腕を伸ばしてペンダントに触れると
“僕のためにみんなを死なせたくなかった”
ハリーの声が聞こえた
真っ暗なはずの視界に
(…シリウス？ルーピン先生？)
亡くなったはずの、ハリーのご両親
ハリーに握られているのは
(蘇りの石…)
これで、3つ全ての秘宝が揃った
今、私に見えているのは
ハリーの首にかけたお兄ちゃんのペンダントから見えている景色だろうか
死の秘宝の話をした時、
手に入れるならどれを選ぶか話をしたことがあった
ハーマイオニーは迷うことなくマントを選び
ロンは杖を
ハリーは石、と言った
Aは？
と言うハリーの問いかけに、私はなんて答えたんだっけ
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マニ。(プロフ) - りな∞さん» はい！あのですがりなさん、りなさんが送ったボード返事なのですが空欄でして、絵文字なしだと空欄じゃない可能性があるのでもう一回ボード返事書いてください！待ってます、りなさん。 (1月27日 18時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - マニ。さん» 見れました！ありがとうございます😌 (1月24日 11時) (レス) id: f85f1d83e7 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - りな∞さん» えっとボードというのはプロフを押すとボードというのが出てくるのでりなさんのボードに返事送りましたので返事待ってます。 (1月23日 16時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！すみませんボード…？とか使い方が分かっていなくて🥲 (1月23日 13時) (レス) id: f85f1d83e7 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - りな∞さん» ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！💖 (1月22日 7時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月13日 19時
