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見間違えるはずのない
探し続けたホワイトブロンドの髪
一瞬振り向いたドラコは顔を背けて逃げていく
今度こそ絶対に
あなたを見失ったりない
『ずっと、探してたのよ…』
私が掴んだ腕を
彼は振り払おうとはしなかった
『…ずっと。あなたに会いたくて
あとどのくらい歩いたらあなたに辿り着けるんだろうって思いながら、ここまで来た』
ドラコは下を向いたまま目も合わそうとしない
『…どうして、私を置いていったの？』
もし、あなたに会えたら
言いたいことは山ほどあった
怒って、なじって、1発ぶん殴ってやったっていいって
なのに
『あなたを思わない日はなかった…っ』
ド｢…闇の世界で生きるには、君は優しすぎる｣
ポツリとドラコが呟く
彼の声を聞いたのは随分と久しぶりで
ド｢暗闇にいる僕にとって、君はあまりにも…眩しすぎたんだ｣
あぁ、私
この人の声が好きだったって
こんな時に考えてしまうくらい
盲目に
『あなたとならいいって言ったじゃない
そう思えるくらい私は、あなたを愛してた』
沈黙の中
ド｢…すまなかった｣
と呟くドラコ
違うよ、
欲しかったのは、謝罪の言葉なんかじゃなくて
ただ一言
“愛してる”
そういってくれたら
それだけで、良かったのに
『私、ドラコのこと一生許さないわ』
ド｢…ああ。それでいい｣
一生許さないから
一生、忘れないし
一生、愛してる
ド｢ポッターはどうした｣
『1人で森へ行った』
ド｢…さすが、生まれた瞬間から物語の主人公だ｣
ドラコの瞳がふと天井を見上げる
ド｢君にお似合いの、ヒーローだ｣
『あなた、自分が言ったこと覚えてないの？』
“ヒーローは世界を守るために君を犠牲にするけど
ヴィランは君を守るために世界を犠牲にするから”
『ハリーは…世界を守るために自ら犠牲になりに行ったわ
…私が、引き止めても無駄だった』
ドラコは初めて私の目を見た
驚いたように丸めた瞳で
『彼は確かにヒーローと言われるでしょうね』
この戦いが終われば、ハリーは英雄として名を残すかもしれない
『それでも、私は…
誰にも特別な力も強さも求めてなんか無かった
ヒーローや御伽噺のような幸せじゃなくていい』
ねぇ、ドラコ
『ただ、当たり前に寄り添ったり、キスができる
そんな幸せを望んでたのよ』
私達は
ド｢…僕は、どこで間違えたんだろうな｣
私の心の声と
あなたの声が重なる
ド「僕は、Aだけは傷つけたくなかったはずなのに…」
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マニ。(プロフ) - りな∞さん» はい！あのですがりなさん、りなさんが送ったボード返事なのですが空欄でして、絵文字なしだと空欄じゃない可能性があるのでもう一回ボード返事書いてください！待ってます、りなさん。 (1月27日 18時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - マニ。さん» 見れました！ありがとうございます😌 (1月24日 11時) (レス) id: f85f1d83e7 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - りな∞さん» えっとボードというのはプロフを押すとボードというのが出てくるのでりなさんのボードに返事送りましたので返事待ってます。 (1月23日 16時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！すみませんボード…？とか使い方が分かっていなくて🥲 (1月23日 13時) (レス) id: f85f1d83e7 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - りな∞さん» ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！💖 (1月22日 7時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月13日 19時
