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口を閉ざしたハリーが歩きだし
黙ってその後に続く
彼がしようとしていることは分かってる
HM｢どこにいたの？｣
ロ｢森へ行ったのかと…｣
ハリーを見つけた2人が駆け寄ってくる
ハ｢今から行く｣
ロ｢よせ。あいつに自分を差し出す気か？｣
それでも足をとめないハリー
HM｢ハリー？どうしたの
何を知ったの？｣
ハーマイオニーの言葉にハリーはゆっくり振り向く
ハ｢…なぜ分霊箱の声が僕にだけ聞こえるのか、何となく気付いてた
君もだろう？｣
HM｢ダメよ、ハリーっ
お願い、Aからもなんとか言って…！｣
涙をうかべたハーマイオニーに肩を揺さぶられた私はようやく我に返って
『…私も一緒に行く』
何とか声を絞り出す
ハ｢いや。蛇を殺して
そうすればあいつだけになる｣
ハーマイオニーはハリーに抱きつき
ロンはしっかりと握手を交わした
ハ｢A…。この戦いをちゃんと終わらせよう｣
ハリーが私の前に立った
ハ｢これが終われば
みんなの望む平和な世界が待ってる｣
『…あなたは、皆のハッピーエンドの為に犠牲になりに行くのね？』
ハリーは黙って私の目を見つめた
『私は、争いがなくなってもあなたのいない世界なんて望んでない…っ』
私は最低な人間だろうか
何度、友達をなじられても
悪に手を染めた想い人を諦められずに
自分に好意を抱いてくれている勇敢な友に助けて欲しいと頼み
世界の平和の為に自分を犠牲にしても歩もうとする彼の手を引き止めてしまう
大切な人を何人も失っているのに
終わらせる方法が、ただ1つ分かっているのに
それでもどうしても
この手を離すことが出来なかった
『なんでハリーばっかりが、こんな目に合わなきゃいけないの…』
そんな事ハリーが1番思ってるに決まってる
分かってるのに
ハ｢何度も思った
どうしても僕だったんだろうって
なぜ僕じゃなきゃいけなかったんだろうって
…だけど気付いたんだ
君たちは、どんな不幸に巻き込まれても僕から離れたりしなかった
そりゃケンカは沢山したけど、いつも本音でぶつかってくれた
選ばれし者だって特別扱いしたり、除け者にしたりしなかった
ずっと僕を、友達の1人として味方してくれた｣
ハリーが私の涙を指で拭う
ハ｢こんな運命を背負うのが君たちの誰かじゃなくて僕でよかったって
今は、本気でそう思うんだ｣
私がどんなに引き止めても
ハリーの選択は変わらない
私はハリーの頬を両手で包んで、唇に触れるだけのキスをした
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マニ。(プロフ) - りな∞さん» はい！あのですがりなさん、りなさんが送ったボード返事なのですが空欄でして、絵文字なしだと空欄じゃない可能性があるのでもう一回ボード返事書いてください！待ってます、りなさん。 (1月27日 18時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - マニ。さん» 見れました！ありがとうございます😌 (1月24日 11時) (レス) id: f85f1d83e7 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - りな∞さん» えっとボードというのはプロフを押すとボードというのが出てくるのでりなさんのボードに返事送りましたので返事待ってます。 (1月23日 16時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！すみませんボード…？とか使い方が分かっていなくて🥲 (1月23日 13時) (レス) id: f85f1d83e7 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - りな∞さん» ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！💖 (1月22日 7時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月13日 19時
