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ジョージが体を離し、私はようやく大広間に目を向ける
横たわる人々の中に
『…ルーピン先生、トンクス、』
ずっと恋をしていたトンクスの思いがやっと実ったのに
ずっと自分の運命を受け入れて、周りの幸せばかりを願ってきたルーピン先生が
彼女の愛に触れてやっと自分の幸せに向き合うことが出来たのに
2人の間に生まれた子供は
戦死した両親のことを知らずに
愛情を知らずに
私やハリーと同じ道を辿るのだろうか
涙が止まらなかった
泣いたって何も変わらない
「泣くな」って、私を隠してくれる
涙を拭ってくれるフレッドの大きくて温かい手はもうない
ドビー、
ダメだったよ
このエキスを使っても、誰も救えない
大事な人達がみんな目の前でいなくなる
耐えられないよ
いっそ、この世界がフィクションで
作り物なら良かったのに
何が魔法だ
大事な人を守ることも出来ない
ジョ「A」
『なに？』
ジョ｢君は、俺たちの初恋だったんだよ｣
ジョージが私の手を繋いで、大広間全体を見据えながら言った
ジョ「フレッドも、俺も…
みんな、君のことが大好きで
沢山笑わせたかった」
『…っ』
ジョ「恋が愛に変わっても
君を思う気持ちはこれからもずっと変わらない」
ジョージは真っ赤な目のまま
ジョ「いつだって真っ直ぐなAが好きだ
俺たちは君に笑っていて欲しい。
…だから、全部が終わったら」
最後の方は、涙混じりの声で上手く聞き取れなかった
ジョ「また、笑ってくれよ
フレッドもそれを望んでる」
『…うんっ、』
一体どれだけ失えば、終わらせることが出来るのだろう
どうして、真っ直ぐに優しく生きてきた人達が亡くならなければいけなかったのだろう
私はこんなに犠牲を払ってでもあなたを追いかけてよかった？
苦しくて、胸が張り裂けそうで
そんな時、一人でフラフラと大広間を出ていくハリーが見えた
ハリーが
この残酷な目の前の光景を
“自分のせいだ”って抱え込んでしまうのは分かってた
『ハリー』
違うよ、ハリー
悪いのは全部あの人なんだよ
ハリーは何も悪くない
だって、そうでしょ
私たちはいつも正しいと信じる道を進んできた
どんなに絶望しても光を辿ってきた
一人で抱え込まないで欲しい
そんなことを思いながら
きっと私は、あなたの痛みも分かってはあげられない
1人で森へ向かってしまうのかと追いかけた彼の足が止まった
『何してるの、？』
憂いの篩の前で、ハリーはゆっくりと振り向いた
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マニ。(プロフ) - りな∞さん» はい！あのですがりなさん、りなさんが送ったボード返事なのですが空欄でして、絵文字なしだと空欄じゃない可能性があるのでもう一回ボード返事書いてください！待ってます、りなさん。 (1月27日 18時) (
レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - マニ。さん» 見れました！ありがとうございます😌 (1月24日 11時) (レス) id: f85f1d83e7 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - りな∞さん» えっとボードというのはプロフを押すとボードというのが出てくるのでりなさんのボードに返事送りましたので返事待ってます。 (1月23日 16時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - マニ。さん» コメントありがとうございます！すみませんボード…？とか使い方が分かっていなくて🥲 (1月23日 13時) (レス) id: f85f1d83e7 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - りな∞さん» ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます！💖 (1月22日 7時) (レス) id: c4b8377817 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月13日 19時
