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「「いてっ」」
2人を小突いたのは、同じ赤毛の男の人で
「僕はパーシー・ウィーズリー
監督生をやっているから何か分からないことがあったら聞いてくれ」
私はぺこっと頭を下げる
「おお、パーシー、君、監督生になったのかい？」
「そう言ってくれればいいのに！知らなかったじゃないか」
「待てよ、そういえば前に一度そんなことを言ってたな」
「二回かな」
「一分間に二回かな」
「夏中言っていたような」
「だまれ」
ニヤニヤしている2人は
ロンの言う通りのヤンチャっぷりだ
「そんなことより聞いてくれよ、パース」
「Aは俺達のこと間違えずに当てられたんだぜ」
「へえ、そりゃすごいな」
パーシーも少し驚いた顔をして
双子は何故か誇らしそうにしていた
ハリーがグリフィンドールに組み分けされると
2人は大喜びでポッターを取った！とはしゃぐ
2人だけではなくみんなが立ち上がって彼を歓迎した
ロンがグリフィンドールに振り分けられると
「よくやったぞ、ロン」
とパーシーは満足気に頷いた
同じようにこちらに向かってきたロンは
私の顔をみるなりあっ！と声を上げた
「A、雰囲気が違うね」
『…変かな？』
「いや、いいと思う…、その」
言葉を濁すロンを
「「照れるなよ、ロン」」
2人が意地悪くからかう
「に、似合ってるよ」
顔を赤くするロンに、2人はゲラゲラと声を上げて笑っている
「ていうか、なんで兄貴たちがAの隣なんだよ！」
「そりゃ、仲良しだからさ」
「あいにく俺たちゃロニー坊やより早く出会ってるからな」
「でも今の友達は僕だ」
ジョージを押し退けて私の隣に座ったロンは、ふんと鼻を鳴らした
ダンブルドア校長の話が始まるとみんなはお喋りを辞めて耳を傾けた
新入生へのお祝いの言葉と挨拶が終わると
みんなは目の前のご馳走にありつき始めた
何を取って良いかも分からず、横でお肉を頬張るフレッドを見つめていると
フレッドと目が合う
「A食べないの？
さっきもお菓子全然食べてなかったじゃないか」
反対からロンの声がして
「これ美味しいよ！それからこれも！」
ひょい、ひょいとロンが私のお皿に盛り付ける
「おいおいロニー坊や
レディの扱いが分かってないね」
フレッドがそのお皿を取り上げると、さっき彼が口にしていたお肉を自分のお皿に取って渡してくれた
「さっき見てたろ？」
俺は分かってる、とでも言いたげにフレッドがウィンクをすると
ロンが悔しげに唸った
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りな∞(プロフ) - シェリーさん» コメントありがとうございます！シリーズ6まで更新中ですのでこれからもお楽しみ頂ければと思います😂💓 (1月30日 22時) (
レス) id: f85f1d83e7 (このIDを非表示/違反報告)
シェリー - 休憩中にちょっと読もうと思ったら、面白くて止まらなくなってしまいましたw次の更新楽しみに待ってます！ (1月30日 17時) (レス) id: 9ebb6b11e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月2日 1時
