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「俺たちから最後のプレゼント」
と、小さな小包を手渡される
「開けてみてよ」
中には悪戯グッズと
お日様のようなオレンジ色のシュシュ
「ゾンコの店の俺らの1押しなんだ」
『ぞんこ？』
「3年生になったらホグズミードへ行けるようになる
悪戯グッズとかバタービール、ハニーデュークスではお菓子も買えるぜ」
「これはその土産」
「そんでこっちは正真正銘クリスマスプレゼント」
「俺達のお小遣いじゃあんまいいもの買ってあげれなかったけど」
「Aが俺達の髪色好きだって言ってくれたからさ」
「ほら、おそろい」
2人は自分の髪を触ってニコニコと笑う
『嬉しい…ありがとうっ』
「「おう」」
『わたし…、2人に貰ってばっかりだ、
いつも助けてもらってるのに、何も返せてない…』
「そんな事ないよ。俺たちAからいっぱい貰ってるぜ」
『…？』
「A、いつもちゃんとお礼を言うし、その素直な反応に俺たちは癒されてるんだ」
「そうさ。とにかく可愛くて仕方ないんだよ
俺たちがやりたくてやってるんだから気にしなくていいんだ」
2人は笑顔のまま私の頭を撫でる
「Aがこれからもこうやって俺たちと遊んでくれるならそれが何よりのお返しさ」
納得がいかないまま2人を見上げるけれど
2人は本当にそれで満足だ、という様に微笑む
「んー、じゃあお礼貰おうかな」
『？』
「こっちきて、ぎゅーして」
『え？』
「これでも俺たち、Aを喜ばせようと思って頑張ったんだぜ」
『…っ』
フレッドの胸に飛び込むと
「突進だよ、今のは」
なんて言いながらもフレッドも抱き返してくれる
「はい、ほっぺにチュー」
『ちゅー？』
「うん、ほら」
フレッドはニヤニヤしながら自分の頬を指さす
ちゅっと軽く音を立ててフレッドの頬にキスすると彼はニンマリと笑顔になった
「そこの不貞腐れてるおじさんにもしておいで」
小声で言うフレッドの言う通りジョージの元に抱きつきに行く
手を広げて受け止めてくれたジョージはフレッドの腕よりきつい
『んー、ジョージ、離して』
「俺だけ時間短くないか？」
不満そうにジョージが腕を緩めたので
フレッド同様頬にキスをする
「!?」
驚いているジョージが何だか可愛くて
前にジョージがしてくれたように額にもキスをする
恥ずかしくなってジョージの胸板に頭をグリグリと押し付けると
「あんま可愛いことしないで欲しいんだけど…」
ため息混じりにジョージがもう一度私を抱きしめた
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りな∞(プロフ) - シェリーさん» コメントありがとうございます！シリーズ6まで更新中ですのでこれからもお楽しみ頂ければと思います😂💓 (1月30日 22時) (
レス) id: f85f1d83e7 (このIDを非表示/違反報告)
シェリー - 休憩中にちょっと読もうと思ったら、面白くて止まらなくなってしまいましたw次の更新楽しみに待ってます！ (1月30日 17時) (レス) id: 9ebb6b11e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月2日 1時
