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1度女子寮に戻ってプレゼントを開封すると
ハーマイオニーからはハリー達同様にお菓子が
ハグリッドからはお手製らしい横笛が届いていた
綺麗な包みを開けると、添えられたカードに
【𝑀𝑒𝑟𝑟𝑦 𝐶ℎ𝑟𝑖𝑠𝑡𝑚𝑎𝑠
冷えるから風邪を引かないように】
と父の名前が添えられていた
中身はモコモコ生地アウター
もう1つの包みに気がついて、包みの裏をみると
ウィーズリーと書かれている
驚いて開けると、中からは手編みの青い手袋
階段を駆け下りて大広間に向かう
クリスマス仕様に飾られたご馳走を無視してフレッド達の元へ駆けつける
「どうしたんだ、A。ご馳走は逃げていかないぞ？」
「前髪大変なことになってるじゃないか」
食事の手を止めたジョージが笑いながら前髪を整えてくれる
「お、届いたみたいだなプレゼント」
フレッドが私の手元に気付いてニコニコと笑う
『あ、あのっ！これ私の所にも…』
「うん、俺たちが頼んだんだ」
「ハリーにセーターを送るって知ってたらな〜、
Aの分も頼めばよかったんだけど」
「学校に残るって分かったのがギリギリだったからさ
今回は手袋にしてもらったんだけど」
「俺たちのセーターと同じ色だぜ」
「思った通り、Aは青が似合うな！
その瞳にピッタリだ」
うれしくてふるふると肩を震わす私に
「そのアウターは？プレゼントか？」
とフレッドが尋ねる
『うんっ！お父さんから届いてたの！
風邪ひかないようにって！』
「良かったじゃないか」
「似合ってるよ、A」
『あのね、私…手袋もアウターも嬉しくてっ、
2人に早く見せたかったの』
2人は目を細めて
「そうかい、素敵なプレゼント貰えて良かったなぁ」
「1番に見せに来てくれたのか？」
と交互に私の頭を撫でた
『みんなに見せてくる！』
ロンと話しているパーシーたちの元へかけていく私を2人が嬉しそうに、穏やかに見守っていてくれたことなど私には知る由もなかった
ウィーズリーおばさんからは手紙も添えられていて、
いつか遊びにいらっしゃいとのことだった
『私、2人のお母さんに会ってみたいな』
と言えば、双子はもぐもぐと貪ったまま
「いつでも会いに来たらいいよ」
「そうさ、可愛い女の子が来ればみんな大歓迎だよ」
と笑った
午後はフレッドとジョージに誘われてみんなで雪合戦
「寒いから暖かくしてくるんだぞ」
「せっかくだから手袋もしておいで」
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りな∞(プロフ) - シェリーさん» コメントありがとうございます！シリーズ6まで更新中ですのでこれからもお楽しみ頂ければと思います😂💓 (1月30日 22時) (
レス) id: f85f1d83e7 (このIDを非表示/違反報告)
シェリー - 休憩中にちょっと読もうと思ったら、面白くて止まらなくなってしまいましたw次の更新楽しみに待ってます！ (1月30日 17時) (レス) id: 9ebb6b11e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月2日 1時
