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試合が終わって、メンバー達が話している中
ハリーの姿がない
「！」
『っ!!』
ハリーを探そうとグリフィンドールチームをよく見ていたら、顔を上げたフレッドとバチッと目が合った
フレッドはへらっと笑って手を振ってくれるので、私も小さく振り返す
「A、ハリーを探しに行くわよ」
『あ、うん』
ハーマイオニーに手を引かれ、もう一度フレッド達をみると
チームのメンバーと楽しそうに話しているところだった
・・・
「ハリーったら一体どこにいたのよ？」
ハーマイオニーは甲高い声でいう
それからロンはハリーの背中をポーンポーンと叩きながら
「僕らが勝った！君が勝った！僕らの勝ちだ！」
と続けて
「スリザリンに目にもの見せてやったぜ
みんな談話室で君を待ってるんだ！パーティをやってるんだよ
フレッドとジョージがケーキやら何やらキッチンから失敬して来たんだ」
と嬉しそうに話した
その間も真剣な顔をしていたハリーは
「それ所じゃない
どこか誰もいない部屋を探そう。話があるんだ」
と競技場を後にした
スネイプとクィレル先生の会話を盗み聞きしたというハリーは
スネイプが異様にフラッフィーのなだめ方やクィレルの言動について問い詰めていたことを話した
向かう先はまず、ハグリッドの小屋
彼なら何かを知っているに違いないというハーマイオニーの提案だ
彼女の読み通り、うっかり口を滑らせたハグリッドから
三頭犬、フラッフィーが守っているものがニコラス・フラメルという人物に関わっていること
私たちはスネイプ先生はその何かを奪うためにクィレルから突破の手口を聞き出そうとしているのでは無いか、と考察した
校内に戻ってきたところで
「いたいた、ハリー！」
「ウッドがお探しよ！今日の主役なのにって」
クィディッチのチェイサーであるアンジェリーナとアリシアがハリーを見つけると、私達を談話室に促した
「フレッドと、ジョージもあなたのこと待ってたわよ
あなたが喜ぶと思ってケーキなんかを用意したみたいだから」
私の肩に手を置いたアンジェリーナがウィンクをする
ハリーを先頭に私達が談話室へ降りると
ハリーはあっという間に囲まれ、みんなに労われた
ロンは残ってるケーキに飛びついて
「A、どれにする？」
と目を輝かせる
「あなたって…」
とハーマイオニーは呆れ顔だ
ケーキより先に視線が追うのは
珍しく、談話室の隅のソファから見える双子の姿
『フレッド、ジョージ』
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りな∞(プロフ) - シェリーさん» コメントありがとうございます！シリーズ6まで更新中ですのでこれからもお楽しみ頂ければと思います😂💓 (1月30日 22時) (
レス) id: f85f1d83e7 (このIDを非表示/違反報告)
シェリー - 休憩中にちょっと読もうと思ったら、面白くて止まらなくなってしまいましたw次の更新楽しみに待ってます！ (1月30日 17時) (レス) id: 9ebb6b11e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月2日 1時
