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あの日以来私達は前よりも更に4人で行動することが増え
迎えたクィディッチ1回戦当日
「ハリー、頑張れよ！」
「あなたなら出来るわ」
緊張しながらうなずくハリーは
『ハリーなら大丈夫だよ』
私達に見送られて選手の控え室に向かって行った
「さ、私達も応援席に行きましょ」
競技場の中はすごい賑わいで、クィディッチの実況を務めるのは双子の親友のリー
天才、最年少シーカーの登場にグリフィンドールは大盛り上がり
選手入場でキャプテンのウッドの後ろに
ハリー
そして3年生にしては背も高くガタイのいい双子が続いた
試合が始まるとブラッジャーにクアッフル
飛び回る選手たちに目が回りそうになるほどすごい迫力で
普段から息ぴったりの2人は
クィディッチでも呼吸を合わせて飛び回り
客席側に飛んできたブラッジャーをフレッドが思い切り棍棒を振って叩き返す
わあぁ！と歓声が上がって
「A？」
口があんぐり開いていたことにもハーマイオニーに言われるまで気づけないくらい
その背中を夢中で追いかけていた
「ねえ、なんだかハリーの箒変じゃない？」
ハリーはクィディッチのためにマクゴナガル先生から新品のニンバス2000を貰ったのだとこっそり教えてくれた
あの箒がハリーの言うことをきかないなんておかしい
箒に振り落とされそうなハリーの先
先生達の観覧席に違和感を覚える
『スネイプ先生、なにか呪文を唱えてない？』
あの日の夜、パイを頬張っていた私たちにハリーはみんなが逃げていく中スネイプだけが校内に残り、それも禁止された4階に向かうのを見たと話していた
スネイプがなにか企んでいる
そう睨んだハーマイオニーは、「私に任せて！」
と席を抜ける
フレッドとジョージが何度も自分の箒に乗り移らせようとハリーの近くに寄ったがその度に箒は高く跳ね上がってしまう
双子は今度はハリーの下に入って輪を描くように飛び始めた
「何してるんだ、フレッド達」
『ハリーが落ちてきたらキャッチ出来るようにしてるのよ』
そうこうしている間に、スリザリンのマーカス・フリントがクアッフルを奪いゴールを決めた
観客席の落胆の声に
双子も悔しそうに顔を歪めた
(ハーマイオニー…早く、)
先生達の席の方で騒ぎが起こるとスネイプ先生が席を立つ
すると暴れていた箒は大人しくなり
調子を戻したハリーは物凄いスピードでスニッチに迫ると
思わず口に飛び込んだスニッチを吐き出して高々と掲げた
グリフィンドールの勝利だ
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りな∞(プロフ) - シェリーさん» コメントありがとうございます！シリーズ6まで更新中ですのでこれからもお楽しみ頂ければと思います😂💓 (1月30日 22時) (
レス) id: f85f1d83e7 (このIDを非表示/違反報告)
シェリー - 休憩中にちょっと読もうと思ったら、面白くて止まらなくなってしまいましたw次の更新楽しみに待ってます！ (1月30日 17時) (レス) id: 9ebb6b11e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月2日 1時
