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翌日
結局マルフォイは現れず、禁止されている4階の右の廊下にある部屋の中で頭の3つある犬をみたのだと、ロンが興奮しながら話す
ハリーは届いた大きな荷物を部屋に置いてくる、と席を外したがロンはお構い無しに話し続ける
｢しかもおっきいんだ
あんなの見たらきっとAも腰抜かすぜ｣
『ふうん、』
｢あそこは行ってはいけないってダンブルドアが言ってたわ。違反よ｣
ハーマイオニーにピシャリ！と言いきられてロンは不満そうに口を閉じた
最近機嫌の悪いハーマイオニーにロンもイライラしている
(今日もいない…、)
ここのところフレッドとジョージの姿がない事が多く
大広間や談話室でもなかなか一緒にいる時間がない
『あ、あの』
｢ん？えっと、Aだよね｣
呼び止めたリー・ジョーダンは不思議そうな顔を浮かべた
｢俺になにか用か？｣
『あの、最近…フレッドとジョージがいないから
何かあったのかと思って、』
｢あぁ。あの2人ならクィディッチの練習があるからこの所忙しくしてるみたいだぜ｣
『クィディッチの練習、』
｢今年は筋のいいシーカーも入ったし優勝を狙うってウッドが張り切ってるんだとさ｣
そういえばハリーも今晩から練習が始まるって言ってたっけ、
｢今まではあいつらの兄貴がシーカーをやってたけど
ほら、今年は初めてな上に1年生のハリーだろ？
ビーターはシーカーを守るのが仕事だからさ
余計気合い入れて練習してるみたいだ｣
『そう、なんですね…』
リーは私をじっと見て
｢うん、あの2人が散々可愛がる理由が分かったよ｣
と1人で頷く
｢俺もさ、2人がいなくて暇してるからたまには俺とも話してくれる？｣
こくこく、と首を縦に降れば
｢普段あんなんだけど、クィディッチではいい選手なんだ
試合、楽しみにして待とうな｣
とリーは笑った
・・・
｢Aー！｣
夕食の時間
クィディッチのローブのまま大広間に現れたフレッドとジョージ
｢俺らに会えなくて寂しかったってほんとか？｣
顔はこれ以上ないってくらいニヤついていて
まさか、とリーを見ると
リーもドン引きしている
『リー、』
｢悪い、A。こんな気持ち悪くなると思ってなくて｣
｢おい、リー！誰に許可取ってA呼びしてるんだ｣
｢そうだぞ！｣
騒ぐ双子にリーは呆れたように食事を続ける
｢んで、実際どーなの？｣
｢こいつの話、ほんと？｣
2人がじっと私を見る
｢俺たち、聞いた時嬉しかったんだけど｣
『…うん、』
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りな∞(プロフ) - シェリーさん» コメントありがとうございます！シリーズ6まで更新中ですのでこれからもお楽しみ頂ければと思います😂💓 (1月30日 22時) (
レス) id: f85f1d83e7 (このIDを非表示/違反報告)
シェリー - 休憩中にちょっと読もうと思ったら、面白くて止まらなくなってしまいましたw次の更新楽しみに待ってます！ (1月30日 17時) (レス) id: 9ebb6b11e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月2日 1時
