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しばらく安静にすれば良くなるだろう、と治療してくれたマダム・ポンフリーにお礼を行って医務室を出る
｢あ、帰りもお背中いかがですか？姫｣
『歩けるから大丈夫』
｢ちぇ、｣
｢今ならまだギリギリ夕食間に合いそうだな｣
背が高く、足が長い2人は歩くのが早い
だけど今はいつも通りに話をしながらも
歩幅を合わせてくれているのが分かる
『先に戻ってて大丈夫だよ
もう普通に歩けるし、2人が食べ損ねちゃったら申し訳ないから…』
私の言葉に足を止めた2人は
｢2択だ、A｣
｢1つはこのまま3人で歩いて向かう。運が良けりゃ間に合うだろうさ｣
｢もう1つは大人しくおぶられて大広間に向かう
全部下げられる前には戻れるだろう｣
｢好きな方選んでいいよ
俺たちはどっちでもいい｣
｢だけど先に行く選択肢はなしだ｣
『…おんぶがいい、』
私の言葉に2人はニヤッと笑って今度はジョージがしゃがんでくれる
『ふたりとも…』
｢｢んー？｣｣
『あ、ありがとう』
私の顔をじっとみたフレッドが
｢かっわいー！｣
と声を上げる
｢耳まで真っ赤だぜ、A｣
ゲラゲラ笑うフレッドに
｢なんだって！俺も見たい｣
とジョージ
顔を隠すようにジョージの背中に顔を埋める
｢ふは笑 くすぐってぇ｣
ジョージがもぞもぞと動く
『…ジョージ』
｢どした？体制辛いか？｣
『ううん。…重くない？』
｢全然。むしろ軽すぎて心配になるレベルだね｣
｢A小さいからなぁ｣
フレッドも頷きながら
｢ブラックホールに取り込まれたデザートたちはどこへ消えてるのか教えて欲しい位だ｣
と付け足す
『…ん、』
｢A、もっと周りに頼っていいんだぜ｣
｢俺たちは君の父さんじゃない。友達で、仲間だ｣
｢ロン達だっている
ホグワーツはそういう場所だ｣
小さい子に言い聞かせるような優しい声で2人が言った
大広間につくと、残っている生徒は少なく
｢あっ、戻ってきたよ｣
ロンとハリーにネビル
そして双子の連れであるリーがこちらを向いた
｢もうデザートしか残ってないけど｣
とハリーの言葉に
｢ああ別にいいよ｣
とフレッド
｢A何か食いたかったものある？｣
ジョージに降ろしてもらいながら首を振る
｢遠慮するなって｣
早速フルーツを口に運びながら
『ほんとだよ』
と返せば2人は顔を見合せて笑う
｢A、ごめんね、僕のせいで…｣
申し訳なさそうな顔でネビルが言う
『ネビルのせいじゃないわ
着地ちょっと失敗しただけ』
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りな∞(プロフ) - シェリーさん» コメントありがとうございます！シリーズ6まで更新中ですのでこれからもお楽しみ頂ければと思います😂💓 (1月30日 22時) (
レス) id: f85f1d83e7 (このIDを非表示/違反報告)
シェリー - 休憩中にちょっと読もうと思ったら、面白くて止まらなくなってしまいましたw次の更新楽しみに待ってます！ (1月30日 17時) (レス) id: 9ebb6b11e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月2日 1時
