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ピーブズはポルターガイストで
先程大広間で私を驚かせたゴースト達とは少し違うらしい
監督生の言うことも聞かず、パーシーも手を焼いているのだとジョージが教えてくれた
廊下の突き当たりにはピンクの絹のドレスを着たとても太った婦人の肖像画がかかっていて
「合言葉は？」
と婦人の問に、パーシーが
「カプートドラコニス」
と唱えると肖像画はパッと前に開いた
目を丸くしてその様子を眺める私をフレッドとジョージがニコニコしながら見ていた
ここからは男女別に部屋に向かうことになり
ここに着いてから頼りにしていたロンとハリーと離れるのが少し不安だった
「A！何してるの？早く行きましょう」
声をかけてくれたのはハーマイオニー
「私たち同じ部屋みたいね
改めて、宜しく」
ハキハキと話すハーマイオニーは
部屋に着いてからも授業が楽しみだとか、早く勉強をしたいと目をキラキラさせながら話し続けた
｢私、変身術が楽しみなの
ねえ、Aは何が1番楽しみ？｣
お父さんに嫌われないように
落ちこぼれないように
一通り教科書には軽く目を通してきたけれど、チンプンカンプンで
『…』
上手く答えられずにいる私に
｢まぁ、始まってみないと分からないわよね｣
とハーマイオニーは流してくれた
｢私もマグル生まれなの｣
一緒に頑張ろうね、と話してベッドに入る
ホグワーツ初日は色々なことがあって
興奮している反面、体は限界だったのか直ぐに眠りについてしまった
・・・
｢A前髪あげないの？｣
『落ち着かなくて、』
｢そう、｣
授業初日はハーマイオニーお待ちかねの変身術の授業
マクゴナガル先生は机を豚に変えてみんなをあっと言わせると、
板書を終えた後、マッチ棒を針に変えるという課題を出した
何度挑戦しても、ピクリともしないマッチ棒
みんなも苦戦している中
横で取り組んでいたハーマイオニーだけが、この授業の時間でマッチ棒を尖らせて変形して見せると
厳格なマクゴナガル先生も嬉しそうにハーマイオニーを褒めていた
『凄い、どうやってやったの？』
｢習った通りにしただけよ｣
とハーマイオニーは得意げに笑った
広い校内では気を抜けば直ぐに迷ってしまうし
慣れない授業に体も
…心もへとへとで
フレッドとジョージは食事の時に大広間で顔を合わせると
クィレル先生から臭う強烈なニンニクの匂いは
どこにいても安全なように、ターバンにもにんにくを詰め込んでいるに違いないだの
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りな∞(プロフ) - シェリーさん» コメントありがとうございます！シリーズ6まで更新中ですのでこれからもお楽しみ頂ければと思います😂💓 (1月30日 22時) (
レス) id: f85f1d83e7 (このIDを非表示/違反報告)
シェリー - 休憩中にちょっと読もうと思ったら、面白くて止まらなくなってしまいましたw次の更新楽しみに待ってます！ (1月30日 17時) (レス) id: 9ebb6b11e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年8月2日 1時
