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私達は1度それぞれの家へ帰った
ハリーはダーズリーの家へ
ロンはみんなとウィーズリー家へ
ハーマイオニーもマグルの両親の元へ
私は
「おかえりなさい、A」
『ただいま、お母様』
「…ダンブルドアのこと、聞いたわ
疲れてるでしょうまずはゆっくり休みなさい」
家の中には、アップルパイのいい匂いが漂っていた
7年間
私の帰省時にはいつも焼きたてのアップルパイがあった
自分はこの家の本当の子ではないだなんて考えることがないくらい
私は、この家で愛されていた
『アップルパイ、貰ってもいい？』
「もちろんよ。荷物を置いていらっしゃい」
サクサクのアップルパイの味は変わらず、
甘くて、優しい
『美味しい…、』
ポタポタと涙をこぼす私の頭をお母様が優しく撫でた
『私、しばらくこの家には戻れなくなる』
「…あの人を呼んできます
きっと、あなたの口から聞かないとへそを曲げるわ」
お母様が呼びに行くと、お父様も黙って席に着いた
『私は、ホグワーツには戻りません。
ダンブルドアなきホグワーツはヴォルデモート卿の支配下におかれ、もう私があの場所で学ぶことがあるとは思えないから…』
何も言わない2人に私は力強く続ける
『ハリー達と旅に出ます
あの人を倒すために、どうしてもやらなければいけないことがあるの』
お兄ちゃんが死んでしまってから
1度も、ちゃんと目を見て話すことが出来ていなかった
『お兄ちゃんのために』
お父様の目をじっと見つめた
エイモス「ディゴリー家の子供たちが誰も卒業出来ないなんて、そんなことはあってはならない」
『…』
エイモス「休学だ。
全てが終わったあと、学校に戻りなさい
そしてきちんと卒業しなさい
君の卒業を祝うことは…、セドリックの夢だった」
『、はい』
「私たちが止めても、あなたは行ってしまうんでしょう？」
『…お母様、』
「あなた達はそっくりな兄妹ね」
お母様は席を立って私を抱きしめた
「必ず帰ってくるのよ
時々は連絡をいれなさい」
セドリックを亡くした2人が
私まで失うことがどれだけ怖いことかは分かっているつもりだ
『はい、必ず』
これ以上2人を悲しませたくない
どうかこの優しい夫婦がこの先幸せで居られるように
『オブリビ…』
エイモス「私たちのことは気にしないでいいから安心して行ってきなさい」
私は手を止める
エイモス「腐っても私達も魔法使いだ
自分の身くらい自分で守れる」
「A、どうか無事で」
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りな∞(プロフ) - ぱるさん» ぱるさん、コメントありがとうございます！謎のプリンスのあのシーン、私もいつも泣きながら見てます😢登場人物一人一人に愛着があるので沢山褒めて頂けて嬉しいです💓今後もよろしくお願い致します🙌 (8月11日 0時) (
レス) id: 87846d1fc7 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - ダンブルドアの亡くなるシーン、号泣でした。主人公のドラコを思う気持ちも、ハリーが主人公を思う気持ちも切なくて、最後のフレジョがセドリックの代わりにお兄ちゃんしてるのも最高すぎて言葉に出来ません😭死の秘宝も楽しみにお待ちしてます！！ (8月11日 0時) (レス) @page47 id: b5e7e99af7 (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - つきさん» つきさん、コメントありがとうございます！終盤も、より楽しんで頂けるように頑張ります！これからも是非見守っていただけると嬉しいです🫶 (8月8日 0時) (レス) @page41 id: a5a8999fe4 (このIDを非表示/違反報告)
つき - 初コメ失礼致します！めっちゃ面白いです。これからも更新頑張ってくださいね！ (8月7日 21時) (レス) id: 3c32a3b6be (このIDを非表示/違反報告)
りな∞(プロフ) - 玲華さん» コメントありがとうございます！そのお言葉に泣きそうです🥲今後もぜひよろしくお願い致します🙇♀️ (8月3日 12時) (レス) @page30 id: 638e920990 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りな∞
| 作成日時：2023年6月24日 2時
